3月3日、金曜日、ひな祭りの日です。
月に1度の”戦国武将カフェ”は、このたび
”戦国姫カフェ”として臨時オープンしました。
”戦国武将カフェ”といっても、実際にお店を
営業するのじゃないですよ。我が家の中で
”お店ごっこ”するだけなんです。ちょうど
ひな祭りの日なので、今回は”戦国姫カフェ”。
登場するのは、雛祭りの”姫スイーツ”です。
名付けて”玉泉院永姫さんの雛スイーツ”…。
永姫さんは、あの怖~い信長の娘の1人です。
前田利家の息子さん、利長公に嫁ぎました。
永姫さんをイメージした”戦国の姫の
和スイーツ”というのは…? 材料は4種類。
糀甘酒、雛あられ、ピンクのお団子、ピンクの
桜ゼリー、この材料だけで、”超””超””超”
簡単に作れる”団子入りの糀甘酒”です。
材料は、近所のスーパーでゲットしました。
器に甘酒を入れて、雛あられ、ピンクのお団子
ピンクの桜ゼリーを彩りよく盛り付けるだけ…!
糀甘酒は温めてもいいのですが、今日は
温めずに、袋から出して器に注ぎました。
味見してみたら、結構甘いデザートでした。
甘酒自体、とても甘いものなのですね。
時々観光地の茶店で甘酒をいただきますが、
これほど甘く感じなかったけれどなぁ~。
いや、甘さは甘酒メーカーによる違いか…?
甘さが気になると言えば、気になるけど…、
つぶつぶの甘酒にシャリシャリの雛あられ、
やわらか~いピンクの団子の取り合わせは
見た目も食感も、なかなかいい感じでした。
桜のゼリーがアクセントになっています。
昨日、一度試作してみました。糀甘酒の中に
ピンクのお団子、クルミ餅、黒豆を入れました。
盛り付けたら、ちょっと地味な感じでした。
”ひな祭り”を表現するなら、もっと華やかな
感じがあってもいいかな~。でも試作した
ものも、別の味わいがあって捨てがたい…。
ところで前回2月の”戦国武将カフェ”では、
北陸で前田家に仕えていた、切支丹武将、
高山右近にちなんだ”治部煮”でした。
今回のカフェメニューは、同じ前田家
繋がりで、前田家に嫁いだ永姫さんを
イメージした和スイーツにしました。
永姫さんは幼少期、団子汁が好物だった
…と、言われています。じゃぁ、団子汁を
”ひな祭りスイーツ”に変身させよう…!
参考にしたのは、高岡の瑞龍寺に行った時
門前の茶店の”夢参道”でいただいた、
”白雪姫”と名付けられた白いぜんざいです。
”白いぜんざい”というのは、糀を使った
ぜんざいだったような記憶があります。
”白いぜんざい”には、白玉団子と黒豆、
小豆が入ってかなりのボリュームでした。
先日、白玉ぜんざいを頂いた時、ふと
この”白いぜんざい”を思い出しました。
”白いぜんざい”なら、ひな祭りの”白酒”の
代わりになるかも…。では、これでいこう…!
そして、永姫さんのイメージで、春らしい
ピンクの色合いのスイーツにまとめよう…。
子供たちにとっても、包丁で手を切ったり
火でヤケドしたりなど、危険性がないのは
いいことです。しかも後片付けも楽です。
さぁ、今晩、家族みんなは、”ひな祭りの
永姫スイーツ”にどんな反応をするかな…?