月に1回だけ、いろいろな戦国武将&姫を
イメージして、家でご飯、デザートを作ります。
これを”戦国武将カフェ”と呼んでいます。
11月の”戦国武将カフェ”は…?
以前、コメント欄でリクエストいただきました、
”八重緑姫に捧げるフルーツパフェ”です。
八重緑姫は、前回ブログに登場しています。
美濃の戦国武将、佐藤紀伊守の娘です。
紀伊守の寝返りにより、敵の人質となっていた
姫は、”堂洞城の戦い”の犠牲となりました。
”八重緑姫”って、はっきりした記録がなく、
生まれた年も、亡くなった年も推測のみ…。
ただ、姫の地元では、「とても美しい姫で、
紀伊守の最愛の娘だった。」、との伝承が
残っていました。
”八重緑姫”は、戦国の悲劇のヒロインとして、
歴史小説にも書かれ、岐阜県の創作オペラ、
音楽と朗読のコラボレーション作品などにも
登場しています。でも、広く知られるように
なったのは、歴史漫画”夕雲の城”でした。
では、”夕雲の城”の八重緑姫をイメージして
季節のフルーツ”柿のパフェ”を作りましょう。
姫の地元は戦国時代から、柿の産地です。
材料1人分は、柿、アイスクリーム、プリン、
フルグラビッツ、各2分の1個、リーフパイ
1枚、ホイップクリームは好みで適量を…。
柿は大きめで完熟のものを使いました。
作り方は、パフェグラスに刻んだ柿を入れ、
なめらかプリン、フルグラビッツ、アイスを
重ねて入れます。最後に大きくカットした
柿を盛り付け、生クリームとパイで飾ります。
”八重緑姫に捧げるパフェ”出来上がり…!
またもう1種類、大垣の老舗お菓子屋さん、
”つちや”の柿スイーツバラエティセットを
全部使って、もう一つパフェを作りました。
材料はこんな感じ、6種類のお菓子です。
パフェグラスの底には”柿フィナンシェを…。
アイスを入れながら、”柿ようかん”など、
いろいろな柿のお菓子を全部載せて、
豪華にパフェを盛り付けていきました。
和洋スイーツを盛り付けただけで、簡単に
”柿スイーツのパフェ”が出来上がりました。
八重緑姫、どちらのパフェをお好みかな~。
姫は、「柿かぁ~。私としてはカステラや
コンペイトウが入っているパフェの方が
好みだな~。」、と言っているかもしれない…。
さて、”戦国武将カフェ”は、自分で作って、
食べてみて、これはOKと思ったものだけを、
写真入りで公開しています。でも実は…、
「これ、面白いかも…。」、と思って作っても
残念ながら、ボツにしたものもあります。
今日はせっかくの機会なので、ボツになった
メニューをちょっとだけ、紹介しておきます。
歴史漫画、”夕雲の城”にも登場する武将、
”岸勘解由(かげゆ)のペペロンチーノ”です。
岸勘解由は美濃国の戦国武将です。
紀伊守の宿敵で、信長を超えるほどの
激しい性格…。猛将で知られています。
戦いに勝つ見込みはありませんでしたが、
彼は紀伊守&信長軍に戦いを挑みます。
…もちろん負けて、堂洞城は落城しました。
彼をイメージすると、ピリ辛ペペロンチーノ…。
たっぷりのニンニクとベーコン、赤唐辛子…。
さらに今回、ピリ辛野菜、”ハラペーニョ”を
初めて使ってみました。じっくり炒めます。
ゆで上がったパスタと混ぜて、彼の居城、
堂洞城風(?)に盛り付けてみました。
猛将のイメージ(!)のパスタ出来上がり…。
みんなで出来上がったパスタを試食しました。
「辛っ~!とても食べれたものじゃない…!」
”ピリ辛”じゃなくて、”超激辛”でした。
どうも”ハラペーニョ”が犯人(?)みたい…。
岸勘解由が乗り移った(!)ような辛さです。
ま、岸勘解由のイメージそのものなのですが、
みんな、辛くて全部食べられませんでした。
これ、オススメできないなぁ~。ただし…、
”激辛メニュー”がお好きな方、”推し武将が
岸勘解由”の方のため、ご紹介しておきます。