”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

御開帳の岐阜県関善光寺へ…!

善光寺御開帳が4月からスタートしています。

込み合う連休を避けて、近場から攻略…!

まず、岐阜県関市にある関善光寺へ…!

 

関善光寺は、関市中心部にあります。

本堂は長野の善光寺そっくりの建物で

長野善光寺の約三分の一の大きさだとか…。

 

 

今年、4月3日から6月29日までの期間、

御開帳となります。この期間には

普段閉ざされている、ご本尊の秘仏、一光

三尊如来像のお厨子の扉が開かれます。

 

関善光寺のご開帳に行くのは2回目です。

前回行った時の記憶は…?というと…。

 

 

正直言って、ご開帳されたご本尊よりも

本堂の床下に降りて、暗闇の中を歩き、

”幸運の錠前”を捜しあてる”戒壇めぐり”が

深く印象に残っていました。

 

全国で”戒壇巡り”ができるスポットは

善光寺を中心に50か所以上あるそうです。

 

卍型になっている戒壇は関善光寺だけ…!

本当にまっ暗闇の中をぐるぐる回って行き、

ご本尊の真下にあるという錠前を捜します。

 

 

戒壇めぐりの長さは、全長49メートルで

時間にすると、入り口から出口まで約3分

…と言われますが、もっと長く感じました。

 

でも…。戒壇めぐり、暗闇が苦手な方には、

オススメできません。先代の和尚さんから、

「戒壇めぐりをされた方が、なかなか外に

出てこない…。ちょっと様子を見に行ったら、

戒壇の途中で、怖くて動けなくなっていた。」

…という話を聞いたことがあります。

 

”幸運の錠前”、出口に近い所にありました。

錠前に触れると仏さまとご縁が結ばれ、

死後に極楽往生ができるとか、現世で

ラッキーなことに恵まれるとか、言われます。

 

 

ご開帳の時は、ご本尊に注目しましょう。

金色に輝く、小さくな仏さまが本堂奥に…!

あれ~?思ったより小さい仏さまです。

 

この仏さまは元、上野輪王寺門跡だった

公澄親王のご念持仏だったためだそうです。

親王さまがご自宅でお参りする仏さまなので

このサイズなのだ…と、説明がありました。

 

 

善光寺御開帳に行ったなら、回向柱に触れて

ご本尊とご縁を結ばなくっちゃ~!

回向柱の隣には、アルコール消毒液が…!

コロナ感染対策もばっちりですね。

 

本堂には224年前の回向柱もありました。

関の戦国武将、大嶋雲八の子孫、旗本

大嶋家が関を治めていた時代のもの…。

”回向柱自体が仏さま”なのだそうです。

 

 

鐘楼まで登っていって、鐘をつきました。

中国から渡ってきた大きな梵鐘です。

1打50円で、自由に鐘をつくことができます。

お願い事を祈念して、鐘をつきます。

 

まず、世界平和を祈念して、ご~~ん~~。

そして、93歳で関ヶ原の戦いに参戦した

関の戦国武将、大嶋雲八の供養のために、

ご~~ん~~。鐘の音が長く響き渡ります。

 

 

さて、境内の茶店”宗休”がリニューアル…。

以前はお弁当やパフェが人気でしたが、

こだわりの珈琲の店に生まれ変わりました。

 

珈琲ショップにリニューアル後、初めてです。

あっ、善光寺ご開帳記念”華ブレンド”がある。

せっかくなら、珈琲はこれにしよう…!

”華ブレンド”マイルドな味わいの珈琲でした。

一緒にモーニングセットも注文しました。

 

 

胚芽パンのハムチーズホットサンドと

自家製キャロットラぺ、コーンスープ

ヨーグルトのセット。ボリュームたっぷりです。

 

前とメニューはがらっと変わりましたが、

雰囲気はさほど変わらず、居心地のよい

空間でした。長居したくなっちゃうね~。

また行きたくなるお店でした~!

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