TKさんがMio P560用の車載ケースを作成しました
TKさんがMioを新バージョンに買い換え、スーパーシェルパへの車載方法をご披露下さいました。
Mioを車載されたい方への参考になれば幸いです。
では、TKさんのレポートをご覧ください。
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1.性能(特にGPS感度)UPをねらってP560に買い換えました。
買い換えの理由は他にもありました。
・168RS(下)の調子が悪い
・本体のメモリー容量不足を感じてきた
加えて・・・
・同、市販品の保護ケースがなく形状が複雑なので自作することも出来ず、バイクでの使い勝手がよくない
2.とりあえずデグナーのナビケースに装着。
日よけをつけて運用してみましたが、ケースがMioに比べて大きすぎました。
3.保護ケース自作を決意しました。
完成写真です。左:自作ケース、右:デグナーナビケース
自作ケース造りのために買いそろえた材料
・ケース本体:ホームセンターで¥175
・金具、ボルト・ナット類、クッションゴム・アクリル板も同様にホームセンター品
・滑り止めは百均品
・電源供給にサインハウスDC12V - ミニUSB DC5V 変換パワーケーブル¥3360
・電源コネクタ:MITACバイク電源ケーブルセット¥3465
電源変換パワーケーブル取付穴とL型金具が無加工では取り付きません。
2mm厚の黒アクリル板を加工して、ケースと金具をM6ねじで共締めします。
4.ふたの改造
ふたは乳白色なのでこのままではmioの画面を見ることが出来ません。
カッターでくり抜き、1mm厚の透明アクリル板で中が見えるように改造します。
透明アクリル板は強力両面テープで固定しています。
外側より日よけ用ベルクロを上手に貼ることで、両面テープの目隠しになりました。
5.内部
mioが中で暴れないように滑り止めを施しています。
(百均の滑り止めとクッションを貼り付け)
6.電源の改造
市販品では長すぎるため下記のように改造
7.ケースの加工
USBコネクタ差込口を切り欠きます
USBコネクタはケースから半分はみ出すので、ふたと胴体にカッターで切り込みを入れました。
これでスッキリと収まります
8.電源まわり
ケース裏側に取り付けます。
バッテリからの電源供給なので、変換パワーケーブルが雨天でも水がかかりにくいようにビニールシートでかるく包んでいます。
9.バイクへの取付
ハンドルブリッジにU字ボルトで取り付けます
10.取付状態
メーターとの視野の干渉はありません。
このままでふたを開けることもできます。
11.日よけ
材質は硬質塩化ビニール板です。
白、灰色に見えるのは強力両面テープです。
黄色い不定形はエポキシ系接着剤が硬化したものですが、ゴムのように弾力があります。
雨天時、ふたの継ぎ目に雨が侵入しないように、透明ビニールシート0.5mm厚のスカートをつけました。
装着時に向かって左に来る側はミニUSBコネクタの穴に雨が侵入しないように、コネクタがはみ出す分+αだけスカートと同じ材質で雨除けをつけました。
12.電源コネクタ
バッテリーからの直引きはMITACのバイク電源ケーブルセットを使っています。
変換パワーケーブルへの接続は防水コネクタを使用しています。
13.新型mioの感想
総括的に使い勝手が良くなっています。
SDカードスロットに蓋がついて、裸の状態でも埃に強い構造となりました。
画面は明るくなり、昼間でも見やすくなりました。
GPS感度が向上し位置捕捉も早くなっているので、現在位置確認の信頼性が上がったと思います。
本体メモリ容量も大きくなったので、大きいサイズの地図データを転送しても問題が起こっていません。
ただ、mioマップ(mioのナビソフト)は画面を縦長に設定しないと使用できないのが、難点といえば難点でしょう。
しかしながら、ツーリングで使用するのはポケットマップルなので、これは画面の縦横に関係なく使用できるので、実害はありません。
14.装着状態
15.最後に・・・
GPSアンテナ内蔵となり形状が単純になったので、ケース製作は非常に楽でした。
一緒に製作した日よけの効果もあり、画面の視認性が安定しています。
日よけは簡単な止め方ですが、高速道路でも飛んでいくことなく使うことが出来ました。
ちなみに、本体ケースの開口部・アクリル板加工は全てカッターで切り出して紙やすりで仕上げました。
以上
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いかがでしたでしょうか?
実車への搭載はとてもスッキリしています。
頭に記憶したルートをmioで時折確認しながら毎回先導して頂いています。
感謝感謝!