組長からマラソンレポートが届きました。
じっくりご覧下さい
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東京マラソン2017参加記録
2017年2月25日~26日
ランナーなら一度は走りたいと思う「東京マラソン」に5年連続抽選外れてましたが、長年の夢叶い今年やっと当選しました。
昨年9月の当選通知からわくわくしながら練習し、念願の「東京マラソン2017」を走ります。
42.195kmを走りながら私にとって懐かしい東京をレポートさせていただきます。
コースはこちら
今年の東京マラソンは、応募32万人超の中から選ばれた3万6千人が参加する大会です。
受付会場の規模からしても、これまで私が経験したマラソン大会とは桁外れの規模を感じ取りました。
「東京モーターサイクルショー」をレポートしたお台場にある東京ビッグサイトが受付会場です。
受付期間は、3日前の23日(木)から25日(土)の3日間。
嫁さんの応援も力にしたいので、夫婦で前日から東京に行きました。
東京勤務時に通勤に使っていた「りんかい高速鉄道」の国際展示場駅で降りれば会場です。
会場外は有名人のトークショーが始まっておりました。
俳優の角田信朗さんとNHKの「ランスマ」で有名な中村優さんのトークを少し聞いて受付へ。
受付会場前の看板を横に記念撮影を一枚。
この東京マラソンは、アボット・ワールドマラソンメジャーズに加入しているので、
セキュリティーが厳重で本人確認してから受付ゲートをくぐります。
【解説】アボット・ワールドマラソンメジャーズとは、シカゴ、ニューヨークシティ、ボストン、
ロンドン、ベルリン、東京の6大会が加入して、ポイント制で総合順位を決めるマラソンです。
ナンバーカードをもらうのと同時にセキュリティーリストバンドを腕に付けてもらいます。
このリストバンドの中に私の情報が埋め込まれているらしいです
バンドはマラソン終了まで付けているのが少し面倒ですが、
反面腕を伸ばして、「東京マラソンを走るのですよ!」と見せびらかせたいようなアイテムにも感じました。
当然ながら防水構造。お風呂でも大丈夫です。
受付ブースを抜けると様々なメーカさんが出店して商品売り込みをされております。
中にはトークショーもあります。
なぜバイクの展示?
今年の東京マラソンのオフィシャルカーはBMWですので、ここに同社のバイクがありました。
残念ながらマタガリーノはできませんでした。
さすが首都東京でのマラソン大会。金メダリスト対談です。
高橋直子さん、内村航平さんです。
何しろ人が多くおしくらまんじゅう状態でしたので話をじっくり聞けなかったのが残念。
スポーツメーカーの商魂たくましい姿です。
東京マラソンの名前を使えるメーカーがオフィシャル東京マラソンTシャツ以外の東京マラソンの名が入ったTシャツを展示。100種類ぐらいあったと思います。
当日もオフィシャルTシャツ以外を着られて走っておられた人も多く見ました。
ランナーには知らない人がいないというGPS機能時計メーカーです。
GARMINもEPSONも使用ましたが、バッテリー容量で優位なEPSONを現在使用しています。
(あ。特段私の口コミではありませんよ)
東京ビッグサイトを後にして、今回の宿泊先の赤坂へ。
今回は新幹線とホテル予約を格安セット(2泊、新幹線往復)3万3百円(1名)でした。
ホテルは、赤坂。前夜夕食はいつもうどんと決めておりますので、
ホテル近くでうどん屋を探しましたが、土曜日の夕方はお店はほとんど休み
携帯で調べて、地図を見ながら「はなまるうどん赤坂一ツ木通り店」にたどり着くとどこか見たような感じ。
思い出すと4年前東京勤務のとき都内をぶらぶらしたとき昼食を取った店でした。
無事夕食を取り、ホテルに帰って明日のスタート準備。
受付でいただいた一時預かり用の袋に入るかどうかの確認。
とあるマラソンで袋が一杯になり破れそうになったことがありました。
東京マラソンでは容量20リットルと余裕の大きさでした。
東京マラソンの配布品の一つに都営メトロ一日乗車券がありました。
応援ポイントへの移動手段として嫁さんがたっぷり利用しました。
マラソン当日。
スタート地点ゲート開門時間に間に合うよう5時起床。
コンビニおにぎり3個を食べ、乗る電車を確認してホテルを出て、予定通り西新宿に7時到着。
周りはマラソンランナーや応援の方々が同じ方向に移動してるので、うろうろしなくても人に付いていけばOK。
東京都庁周辺に準備された集合場所へ。
私の目標であるゲート5に向けていきます。
このゲートを入れるのは、リストバンドを付けているランナーのみで、リストバンド内容と手荷物検査を受けます。
厳しい検査を受けてゲート内に入りました。
ゲート内側は東京都庁前広場。特徴のある建物を記念撮影。
ゲート内のスペースでは、皆さん着替え、準備運動、給食などをされています。
私もバナナとカステラの給食を済まし、荷物をまとめて荷預け場所経由でスタートブロックへ移動します。
スタートブロック「J」に向けていきます。
スタートブロック内で一枚記念撮影。
このような場所ではお互い様で、私も撮って頂いた方にお返し撮影してあげます。
シューズに付けた「時計チップ」
スタート・ゴール地点確認用で、応援ナビなどでランナーの現在位置情報配信チップです。
この東京マラソンも各ゴール時間のペースセッターが走ります。
これは、完走(7時間)で走り切るペースセッターです。
この正方形の風船に抜かれないように注意です。
スタートの号砲から5分、まだまだスタートブロックの中で足踏み状態です。
スタート号砲9分、やっとスタート地点が見える道路に来ました。
スタート地点に来た時には、すでに15分が経過していました。
京都マラソンの3倍の参加者、スタート地点までは30分位かかるかなと思っていいましたが、
スタート地点その後の道路幅が大変広くスムーズにスタートが出来ました。
東京いや日本では、時の人である小池都知事さん。
今日は大変重要なお仕事スターターでした。ご苦労様でした。
スタート地点の東京都庁の近くで有名な新宿
歌舞伎町ですが、寄り道せずマラソンコースに従って走ります。
靖国通り、この地点では少しの下り坂
スタート直後でもありランナーは元気いっぱいで快走です。
防衛省市ヶ谷駐屯地前、防衛省のブラスバンドの応援を受けました。
10km関門の日本橋まで順調に走ってきました。
4年前に「東京ランニング 第3コース」でレポートさせていただきました国道起点となる日本橋。
写真にある名板が張り付けてある橋のようなものは、首都高速道路の橋脚です。
日本橋はその下にあります。
日本橋北詰にある日本国道起点表示案内盤です。
組長特別応援団
東京に住む娘とその旦那Iさん、そして嫁さんの三人です。
応援場所はIさんにたてていただきました。
第二関門 9.9km地点(日本橋)
第四関門 19.7km地点(深川一丁目)
第六関門 30.1km地点(数寄屋橋)
第八関門 38.5km地点(芝公園)
東京の交通を利用して、時間に間に合う関門を選んでいただきました。
さすが東京人、頼りになります。
ここは第二関門日本橋を越えたところです。
まだ10km、余裕の状態です。
マラソンコースは日本橋から北に進み、浅草へ近づきます。
右手にはスカイツリーが晴天にくっきりと全景を見せてくれました。
第三関門(駒形橋)14.6kmを過ぎると、東京の観光スポットである浅草寺の雷門です。
毎年マラソン中継でも必ず登場する場所です。
浅草を後にして、隅田川に架かる蔵前橋を渡り墨田区へ。
江戸東京博物館前を走り抜けます。
この博物館は江戸時代から昭和までの江戸、東京を知ることができ私も4年前に行きました。
精巧な江戸の町のジオラマを覚えています。
第四関門(深川一丁目)19.7kmを過ぎ、富岡八幡宮での折り返しを超えた21km地点で3人に応援してもらいました。
江東区ふれあいセンターでの応援。
東京マラソン色々な場所で、多くの人たちから応援をいただきました。
力をいただきました。
全部を紹介したいのですがとても多すぎて…
東京マラソン参加者3万6千人のすごさです。
進行方向の左側が約22km地点、右側が19km地点です。
参加人数が1万人ぐらいのマラソンでは中間地点に来ればランナーはまばらになるのですが、どちらも団子状態です。
この時点でも、追い抜き、走路変更など注意が必要です。
私設応援団の皆様。
自分らで準備されたおにぎりを配っておられました。
ほんとに準備から考えると頭が下がります。
日本橋交差点に戻ってきました。
交差点正面に大スクリーンが置かれていて、銀座通りへ向かうランナーを映し出していて、
自分の映像を取ろうとシャッターを押したのですが、あまりにも遠くて分かりません。
今日は銀座歩行者天国と同じ、銀座通りをランナーへの貸切で走ります。
銀座通りに入って、若い人からの応援、おじさんには大変ありがたいです。
感謝、感謝
日本で一番有名な銀座四丁目交差点を右折して、皇居の方へ
でもまだゴールではありません。
第六関門(数寄屋橋交差点)30.1km
さすがに疲れが溜まって、作り笑顔。
しかしあと12kmを思うと走り切れるとの自信が出てくる残り距離です。
日比谷通りでの応援の方々。
日比谷通りを南へ走りますと増上寺の三門の前に来ます。
京都マラソンでは、仁和寺のお坊さんが二王門前で応援していただけるのに、東京マラソンでは・・・
少し残念です
増上寺を過ぎて後ろを振り向くと、今は東京スカイツリーに人気を取られているようですが、
晴天の青空にたつ東京タワーは美しいです。
東京マラソンで感心し、ありがたいと感じたことは色々あります。
それは、トイレがコースに多く設置されていることと、表示板の中に「次のトイレまで○○km」の表示がありました。
ランナーにとって大変重要な情報提供されています。
某自動車メーカー販売店前でのハワイヤンの応援。
昨年二十四時間テレビマラソンランナーの林家たい平さん。
前半、応援に方々へのサービスに力が入り、35km付近ではだいぶお疲れのご様子。
若い人たちの応援
ペースセッターを気にしながら走る我々ランナーまで長時間応援ありがとうございます。
頭を下げて横を走ります。
高輪二丁目の折り返し手前、さすがに35kmを超えてくるとみなさん、下向き加減での走りです。
これは太陽がまぶしいせいではないです。
マラソンでほんとにつらいところです。
芝公園まで戻ってきました。
まだまだ応援隊は元気に声援を送ってくれました。
第八関門(芝公園)38.5kmでの応援。
昨夜、頑張って作った見印のためのドラえもんとピカチュウの団扇です。
ランナーの中にドラえもん、ピカチュウの仮装の方もおられまして、この団扇は好評だったようです。
ゴールまであと少し
ほんとに私達3万6千人のランナーのために、
東京都内の道路を使わせていただきまして、ありがとうございました。
ゴールまで500mを切って、なぜか周りのランナーが元気になったようです。
行幸通りに出て、皇居を正面にゴールが見えました。
応募開始の昨年8月1日から約半年間の夢へのゴールとなります。
いつもの合い言葉「笑顔でゴール」今回も実行できました
日比谷公園で待ち合わせした、娘夫婦とのスリーショット。
自慢のフィニッシャータオルとなります。
参加賞のオフィシャル「東京マラソン2017」Tシャツ。
この東京マラソンでは、完走証がなく自分のゴール時間は各自の時計か応援ナビで確認しました。
5時間39分24秒でした。写真撮影、多くの参加者でのスタート遅れを考えて
目標6時間を想定していましたが、予想以上のタイムに満足しております。
エイドステーションのスタッフの皆様、一般の沿道の応援の方々からは、走り続けようとの勇気をいただきました。
マラソン準備関係者の方々には素晴らしい「東京マラソン」を準備していただき感謝しております。
来年、また会えるという希望を持ち、ランニング練習を来週から始めます。
ありがとうございました。
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いかがでしたか?
走りながらも回りの風景を見て思い出す余裕があるなんてすごいですね。
3.6万人が走る東京マラソンの規模は京都マラソンを見慣れている私でも相当な規模だと判ります。
応援する側としてはこの中から1人探すとなると大変ですよね。
先般の京都マラソンでもお友達を捜し出すのに失敗し、3拠点を自転車で走り回り、ゴール直前でやっと見つけた次第です
組長は京都・東京と走ったので次は大阪ですかね?