晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

第81回 曽爾高原と日帰り温泉ツーリング

2020-10-24 | ツーリング

2020.10.18
10月半ばになると夏の暑さもどこかに行き秋の気配を感じます
季節は確実に冬に向かって移り変わっています

朝晩の冷え込みで空気が冷たく感じますが日中は汗もかかずに気持ちよく走れるこの時期に組長が目的地をご指定されました
有名処で初秋を感じ、温泉付きの200km程度で収まるコースを考えて、出来上がったのがこちら

予定日の土曜日が終日雨だったので、予備日の日曜日に開催
出発は出石・エンゼルラインに続いて同じ場所
集合場所に着くと何やら見慣れぬ青いバイクが停まっている

MEさんが
『2stが忘れられなくて。へへっ。今が最後と思い探してもらって買っちゃいました』と
1985年式のTZR-1KT ゴロワース
立派な旧車のお披露目会でした

今日の参加者は3台4名です

TTさんはご子息のCB1100(黒)
組長はCB1100EX(青)
MAはCB750FC(赤白)
バイクに詳しい人が見るとCBツーリングと思うでしょう


7:00出発
今日はカメラカーのHAさんが居ないので動画はMAの後方1台だけ
撮影するのは2台だけなので大丈夫でしょう

観月橋手前から何やらモクモクと霧


橋を渡り宇治川沿いを上流に向かって川縁を走ると一面真っ白
車間確保して前を走る車についていきます

10円硬貨で有名な平等院を通り抜け、宇治川ラインで南下します


紅葉はまだですが川沿いはやたらと冷えてました (だいたい10℃)
1週間前の台風14号の影響はなかったようで地元車に先導されてのんびりペースです


くねくね・ほそほそ道の府道62号を走っている途中

曲がるべきところに来ても何も案内してくれなかったのでふと画面を見ると真っ黒
右折したところに少し広いところがあったので緊急停止させてもらい配線を確認するとタンクバック内のシガーソケットが抜けていました


出発時には確認してたのですが、くねくね道で緩んできたのでしょう
しっかり差し込みなおして再起動
走行中はほぼ音声案内だけで走ってますが、起動していないと案内もしてくれませんからね

 

8:10
府道5号からR163に乗り換えてコンビニ休憩

今日のMAの装備は薄いパッチをはいてます
この温度ならちょうど良い感じ
上はメッシュ下着+綿のハイネック+春ジャンパーでウインターグローブ装備です。

休憩中にTT奥様よりハロウィンの差し入れいただきました

いつもお気遣いありがとうございます

手洗い済ませてホットコーヒー飲んで一服。

TTさんに
『CB1100とZ900RSの違いは何ですか?』
と尋ねると
『CBはゆったり走れる。Zはせわしなく感じる』
とのご返答


250cc程の差はあるにせよ、エンジンの味付けが違うのでしょうね
MAの750ccも結構せわしいですが、5速でまったり走っているときの緩い音も好きです

あっという間の30分休憩が終わって出発
R163笠置から赤橋渡って細道抜けて針に向かうお決まりコース



収穫後の秋祭りですかね?

気持ちよくR369を走り抜け、名所の針TRSをパスしてさらに南下
気温は相変わらず10℃前後

よく使う道に今まで見過ごしていた曽爾高原の案内板を発見



時折、太陽が差す程度で天気予報のような晴天ギンギンでなく雲が広がってる感じです
風がないので走るには申し分ないです


9:35
道の駅宇陀路大宇陀に到着

今のところほぼ予定通り
しっかり休憩しておきましょう。
栗が売ってたので見てみると、大粒が800円と高めだったのでスルー

足湯場に集合されるご老人

日差しもしっかりしてきたので朝のひなたぼっこには最高の環境ですね

 

10:10
目の前のR166から県道を抜け再びR369に移り区役所前で左折して細道を登ります


今日のお楽しみ処一つ目です
牧場横の高原道路を走るので、放牧されてる牛が見れたら企画成功

無事、道沿いに数頭見ることができました

この先が極細道
対向車が来ても大丈夫なようにゆっくりゆっくり進みます
一応山側を走るので停まり損ねて谷底ダイビングは無いと思いますが…。
対向車と遭遇したのは1台だけでした

 

11:00
曽爾高原駐車場に到着
曽爾は そに と呼びます

四輪・二輪問わずほぼ満車の状態でしたが、出庫車と歩行者横断を待ってる程度で入ることができました
料金は0.02諭吉
通常はこちらのBOXに入れます

今日はハイシーズンなので係員さんにまとめて渡します
ジャケット脱いでいざ高原へ



前日の雨の影響は少なく、土が見える坂でもニュルッと滑ることはありませんでした
看板で位置関係を頭に入れて高原に向かいます

駐車している車以上に人がいる
ふもとから登ってきた人もいるのでしょうね

とりあえずここで1枚撮っておきましょう

奥に見える山に人列が小さく見えます
ほぼ一直線で登るんですねぇ
こちらはお亀池

山に囲まれた高原で池もあり、広い野原が広がります
そして辺り一面ススキです

近くによるとススキの高さが判ります
高いものでは2.5mぐらいあるんじゃないでしょうかね?

ちょっとした広場がある以外に平地で何か目に入るものは…。

あちらもこちらもススキです

目に入るものといえば人が登っている連なった山

TTさんご夫妻はこの山に登るハイキングを楽しまれることになっており、
組長とMAは温泉でひと風呂浴びる予定になっています

出発時間を確認し、集合場所は写真を送ることで約束し二手に分かれました

組長とMAは高原遊歩道をお散歩

ハイキングされてたTTご夫妻から頂いた高原写真はこちらです
どうです。素敵な光景でしょ。


手綱チェーンがないと登りきれない?





11:40
組長とMAは駐車場を離れふもとにある温泉に移動します
その頃になると駐車場は満車で長い行列



動画で確認すると75台待ちでした

坂をゆっくり下り5分ぐらいで温泉に到着。

結構広い場所ですがこちらもほぼ満車状態
二輪は別枠の広い場所に誘導されますのでそれに従います(こちらは無料)



通過した針TRS並みとは言えませんが、バイクの数も半端じゃない
昨日雨だったので今日に集中したのかもしれませんね

ちょこっと紅葉

組長に
『風呂かご飯かどちらを先にします?』
と尋ねると

と返ってきたので温泉にしましょう
(食事処も温泉施設内にあります)

お風呂グッズを用意して温泉に向かいます
駐輪した所からは少し歩かねばいけませんので案内板をみて行動


春も見ごたえがあるのですね
その頃にはススキは無いので高原でピクニック出来そうですが、先ほどの高原には歩道とススキ群生部分が杭とチェーンで区切りされてたのでどこでもピクニックというわけにはいかないかもしれません

温泉に向かう通路は外ですが屋根があるので雨や雪でも大丈夫でしょう
ちなみに車で来られる方は目前に駐車場があるので歩く必要はほとんどありません


日帰り温泉処 お亀の湯

お肌がしっとりする美人の湯らしいです
我ら年寄り爺さんでもお肌には良いでしょう

自販機で入浴券(税込み0.075諭吉)を買って入ります
想い出代わりになるタオルは0.016諭吉です(MAのお土産)


脱衣場はそれほど広い感じはしませんでした

入浴前に水を一杯飲んでおきます。
発汗で血がドロドロになるのを防ぐ役割があるそうなのでいつもやってます
(MAは途中でも追加で呑みます)
MAの入浴工程はこんな感じです。
水分補給→掛かり湯→入浴→体洗い→水分補給→入浴→水タオルで拭き上げ→退出(脱衣場)→水分補給

露天風呂があるので外湯へ
美人の湯にはおっさんがひしめいてました。
入浴した瞬間に判るのはアルカリ質のヌルッとした感じ
こんな感じのお湯はなかなかありません
効能がどっぷり効くよう首まで浸かって全身もみほぐし

内湯に入ってもおっさんだらけ
洗い場も同じで、しばらく内湯で腰まで浸かって空くまで待機
上がるまでの全行程は約40分間でしたがとても気持ちよくなれました

13時前
腹も減ったので施設内の食堂で頂きます。
メニューは基本的に定食です
悩むほど種類があるわけではないのですがなかなか決まりませんでした


セルフ式の食堂で注文したのはこちら

すすき膳0.084諭吉(組長も同じ)

うどんをすすりながら近況を組長とお話ししてゆっくり過ごしてました
食堂内の人はそれほどでなく、店を出るときも順番待ちはありませんでした

出発時間までの30分間はあたりをウロウロ
注意すべきことは女性トイレ
大行列になってましたので、女性の方は早めに済まされるのが良いかと思います

 

14:00
ハイキングを済ませたTTご夫妻と無事合流
分散際に見えた山とその右側にある2連の山をハイキングしてきたそうです
さぞかしお疲れと思いますが、奥様を振り落とさぬように。

 

14:10
曽爾高原を出発
渋滞緩和のために降り口は一方通行で う回路 になってましたが、迷うことなくK81に出て北上します


K81の川沿いは切り立った岩が山肌に見えて熊野古道並みのいい景色
あまりに見とれてい走っていると急カーブが突如出てくるので注意しましょう



青蓮寺ダムを左手に見ながらR165に入りますが、この町中が結構な渋滞
余裕みて移動時間を計画していますが15分くらいは渋滞の中に埋もれてました

R368に乗り移ると渋滞くスイスイ走れます
途中で左折して伊賀コリドールロードと呼ばれる県道を走ります





信号もなく車も少ないので良い感じですが、標識がないので迷ってしまうと
『ここはどこ?』
と孤立状態になるので事前のチェックは必要ですよ

秋の空

伊賀コリドールロードをしばらく走りR422に合流
この先は走り慣れた道ですので先導車としては気持ちに余裕が出ます

 

15:40
休憩場所のコンビニに到着

今日はいいお天気でしたのでバイクが多いです

ここで朝にいただいたハロウィンお菓子の詰め合わせの中から、きんとんをいただきました。

お・い・し・い
疲れ始める前に甘いもので糖分補給完了

ここでハッと気づいたこと
単車バックに写真を撮ってませんでした
お約束事なので、風景は良くないですが納めておきましょう

 

16:00
休憩を早めに切り上げて出発

R422を走り抜け、R1に乗り移り順調に走れましたがR161合流部分を先頭に少々渋滞
西日がまぶしい

京都に入り山科からは無料となった旧阪神高速京都線山科トンネルを使って十条通りに出ます (とても便利でした)

トンネル抜けた頃に日没を迎えました。

 

17:25
解散場所にほぼ予定通りに到着

雨にもあわず4人でCBツーリングを楽しむ事が出来ました
ハイキング後のTTさんの顔には疲れも見えず、タフな方だと感服しました

最後の自動車専用トンネルを使わなければ原付2種でも楽しめるコースです
曽爾高原に直行してハイキングした後、温泉で汗を流して帰ってくるのがおすすめかもしれません
どなたか是非チャレンジしてみてください


本日の走行距離:249km
燃費
CB750F :20.8km/リットル 
CB1100EX:23.2km/リットル 



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