ytoshioの好奇心探犬隊

見みて、聞いてみて、探して、行ってみて 体験しなければ話せない。
いいものさがしに好奇心一杯に挑んで行きます。

水道水硝酸態窒素汚染に挑戦

2005-12-17 08:48:57 | まち歩き
長野発電事業の副産物 ボイラー使用の水質浄化に取り組んだことで純水装置や石灰、金属類の除去を研究したことから
樹脂イオン交換を利用し有害物を容易に除去できる仕組みが理解できた。簡単、安心、・・・安い そんなシステムだ!
我が居住村では、2年ほど前から水道水が硝酸態窒素濃度が10PPM/Lを超えていることで「地下水保全対策モデル事業」に指定され国や県の補助を受けその原因追及と水質調査を行ってきた。
その成果として
1.ダムによらない利水対策  2.飲料水の安全確保 3.汚染原因の解明 4.農業による窒素負荷の削減 5.ダムに代わる新規井戸の掘削による水源の確保 を上げている。
毎年 2500万から3000万を投入して新規井戸を掘削し、水質調査と水源の確保に努めている。
当地域においては、過去「松喰い被害対策」がやはり県からの補助を含め毎年7000万以上の予算を投入し農薬の空中散布などを過去10年以上にわたって実施した。  緑の山々は蘇るどころか茶髪に変色し枯れていくばかりの惨状を見るにつけ「松食い虫は金食い虫だった」と思うのは私だけだろうか。
今度の「地下水保全・・・」は対策が明確にあるだけに「松喰い」の二の舞だけは避けたいし、過去のような予算をじゃぶじゃぶと使うことは出来ないしそんな余裕もないはずだ。
水道担当者によるとどの井戸も「水量は豊富」とのこと。  この水を生かそう!
長期的対策である環境に優しい農業の推進による窒素負荷削減は言うまでもないが近々の「今飲む水の安全確保」 これには イオン樹脂交換が手っ取り早い 担当部署への提言を積極的に推し進めせめて子供達のプールの水くらいじゃぶじゃぶと安心して使ってもらいたいものだ。 <詳細はHPに掲載予定>
PICT1723<深度60mで15mg/L>
PICT1727<深度62mで11.9mg/L>



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