昨日まで暖房が入っていてかすかだが暖かかった便座が冷たく、ひんやりしていたのだ。
あらかじめそうと認識していれば心構えというものも出来ているのだろうが、不意打ちは如何ともしがたい。
思わず反射的な行動をとりかけてしまうものなのだ。
トイレから出て歯を磨き顔を洗ってパソコンの前に坐るとうすら寒い。
じっとしているとなおさらである。
ベランダに出てみると月が見えていて晴れてはいるが空気はひんやり冷たく、気温は14度しかなかった。
ボクには耐寒性というものが備わっていないのだ。そのデジタル表示を見ただけでより一層寒く感じ、部屋に戻るとガスストーブに点火した。
5月の大型連休中の朝晩にストーブが恋しくなるような寒さがやってくることは温暖な南関東の海辺でもよくあることで、別に珍しいことでもない。
かつて現役時代にボクが海でカヌー遊びをしていることを知った若い連中から「ぜひ体験したい」とせがまれて、どうせなら浜辺にテントを張って合宿しようということになり、実際、三浦半島の長浜というところでキャンプしたことがある。
これは物好きにも3、4年続いたのだが、昼間は短パン一丁に上半身裸で過ごしながら朝晩のテントの中が寒くて寒くて閉口した記憶があるほどだ。
これが8時ころになると気温もぐんぐん上昇してすぐに20度を超え、今日なら25度になる予報が出ているから何をかいわんやである。
という訳でわが家の便座の暖房も切られてしまった。
掛け布団もついに夏バージョンのものに変えた。それだけでなくベッドの敷布も涼しい肌触りのものに代わっている。
それでも足んねぇ~ものがあるぅ~ ♪
初ガツオはとっくに食った。目に飛び込んでくる木々は瑞々しい若葉から少し成長し、たくましさをのぞかせる青葉の段階に進んでもいる。
江戸の昔から「目には青葉〇〇初ガツオ」であって、〇〇の中に当てはまる文字の正体がまだ現れていないのだ。
耳をつんざくようにキョキョキョキョキョ、あるいはトーキョートッキョキョカキョクと甲高く鳴くくホトトギスの初音がまだ届いていない!
昨日の5日は立夏だった。
夏ぅ~ぅは来ぃ~ぬ~ ♪ なのだ。
いよいよボクの大好きな季節が始まった ♪
「君子危うきに近寄らず」の教えを守って大型連休中に街の中心部に近づくことは避けているのだが〝怖いもの見たさ〟の心理も加わって、自転車でパトロールしてきた。午前中だったからか鶴岡八幡宮には隙間が見えた
電車を降りて向かう人、戻ってくる人が入り乱れ、八幡宮に向かう小町通は普段の日曜祝日より若干出足がよさそうに見えた
八幡宮から海にまっすぐ伸びる若宮大路の先に広がる由比ガ浜海岸にも人が出ている
材木座海岸は凧揚げイベントかな? 凧の下に小ぶりのこいのぼりをたくさん結び付けて揚げている
海辺を走る国道134号を自転車で走るのはほぼ2年ぶり。七里ヶ浜の道路改修工事も終わりかけているが、部分的には以前より道幅が狭まっているようで、トラックなどに並ばれたら恐ろしそうだ
驚いたのは七里ヶ浜の国道に面したカレー屋。午前11時半だというのに玄関から駐車場の奥まで7、80メートルの太い行列ができていて、最後尾の人がカレーにありつけるのは一体何時ころになるのだろうかと余計な心配をしてしまった。ボクが最後に食べたのはもうかれこれ30年も前のことで、その頃は急坂を上った住宅街の一角の店しかなかったゾ。今でもそこの店は昔のまま営業している。ここでこんな行列が出来るのを初めて見たけれど、心底呆れたね
以下は花瓶に引っ越したわが家のバラたち
「空蝉」
同じく「空蝉」
「サハラ98」
「ノリコ」
おまけ
西側のフェンスのつるバラ「ローゼンタール・シュパリース・ホープ」の最初の1輪が開いた!
蕾や蕾の下の茎に穴を開けて養分を吸い取るバラの敵。これが憎っくきバラゾウムシ! 体長2、3ミリと小さいので見つけにくいのだがたまたま目に止まって逮捕処刑した
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heihoroku
高麗の犬
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