寒風にさらされる中を15分、年賀はがきを買いに郵便局まで歩く。
真冬用のダウンジャケットを羽織ってきたから平気で歩けるが、急に冷え込んだ分、余計に寒さが身に染みる。
南関東は前日まで記録的な晴天続きだったが、この日は生憎どんよりと雲が垂れ込めているのも寒さに拍車をかける。
畢竟、首をすくめ、背を丸め…という感じにならざるを得ないのだが、曇り空でいつもより光が少ない分、道端で色づいている様々な植物の葉がなんとなく目に入る。
錦秋とは別次元の、普段なら見過ごしそうな色づきであっても、「ここにいますよ♪」という感じ。
ひっそりと、しかし、どっこい生きてまっせ…という、したたかな庶民の底力を見るようでもあり、「おぉ♪」とシャッターを押す。
一つひとつの葉の形と言い、色づきと言い…自然はまことに巧み
こちらもグラデーションの見事さ…葉の配列の濃淡具合の何気ない見事さ
冬ざれの光景の中にこれはまた新鮮な青紫の花が鮮烈に咲いている
ナンテンハギだろうか…
北鎌倉の浄智寺でもこの花がたくさん咲いているのを見かけたが…
町中のモミジもきれいに染まっていて、おやっ、こんなところに…とわざわざ近づいてみる
帰り道は運動公園を回ってみると、このドングリたちの親の紅葉も終わりに近づいていた
足元の園路にはノギクが健気に咲いている
寒くないか…?と声をかけてあげたい気分
このイチョウの黄葉もピークは過ぎていた
色づいた葉がだいぶスカスカになってしまっていた
(ちなみに、写真最下部に写っている人物と比べると、いかにイチョウの木が大きいかがわかる)
そのかわり足元には黄金のじゅうたんが広がる♪
そのかわり足元には黄金のじゅうたんが広がる♪
まだ緑を宿した葉がずいぶん残っているのに…
5日前の8日に撮った写真のころがピークだったようだ