平方録

都会に出ると疲れますなぁ

たかだか1万5000歩歩いた程度なのだが、足が棒になってしまい、挙句にくたくたに疲れてしまった。
足腰には自信がある方だが、何か病気じゃないかと疑うくらいに疲れたのだ。

このくらいの歩数は冬の間でも時々記録していたが、足が棒になるようなことも、くたくたに疲れ果てるようなこともなかった。
差が生じる原因を探ってみると、歩く地面の質・堅さに原因があるように思えるのだ。
昨日は横浜に出かけたので、アスファルトとコンクリートの上ばかりをテクテクと歩いていた。
わが家を起点に散歩に出る場合は、人気のない尾根道や自然の林の中を抜けることが多く、舗装されていない道が案外多いのである。しかも選択を迫られる場合は気が付くと未舗装の道を選んで進むことが多い気がする。
波打ち際の道まで出ればわざわざ砂浜を歩くし、足首や膝、腰への衝撃負担はその分軽減されるのである。
もっとも砂浜を歩く場合は、別の足腰の筋力強化につながるという効能を忘れるわけにはいかず、そういう意味において一石二鳥なのである。

ボクが愛用している靴はオニツカタイガーの底の薄いタイプのスニーカーである。Gパンやチノパンによく合うし、とても軽いんである。
ゴムの靴底がもう少し厚ければアスファルトやコンクリートの衝撃を吸収して、それほどの衝撃は伝わってこないのかもしれないが、靴底の薄いもので街中を長時間歩くのは不向きなのかもしれない。

たまに東京の人ごみに出ると、普段感じられないような疲れにどっと襲われるのも、あながち人の多さによるものだけではなく、靴底の問題もあるのかもしれないと思うようになった。
だが、そのどちらにせよ、最近はそうした大都会とか人ごみの中などには近寄りたくもなくなっている。
姫を送りに行った際の東京駅のコンコースや新幹線改札口付近の大荷物を抱えたり引きずったりして行き交う人々の雑踏には、正直言って生理的な嫌悪感すら覚えるのである。

心配してどうなるものでもないが、あんなところで大地震には出くわしたくないものである。
大都会の奥深くに分け入れば分け入るほど、人が多ければ多いほど、大変なことが起こるような気がしてならないのだ。
これを避けようとしているのは、本能的なものではないかと思っている。
つい最近公表された耐震性に疑問符が付けられた建物は記憶して近づかないようにしている。
JR関内駅前にあってよく利用した複合型のビルがリストアップされていたのには驚いたが、まずは君子危うきに近寄らずなのである。

これらとは別に心配しているのが横浜駅のだだっ広い中央コンコース。
あそこの空間の広がりは、改札内部まで含めると相当な広さになるはずである。平面積だけでいえば野球場くらいはあるのではないか?
あの広さに対して何と柱の少ないことか。
空間の真上はJR線のホームが4本と線路が8本。京浜急行のホームとレールがそれぞれ2つづつ。
仮にラッシュ時と仮定するとすべてのレールに10両から15両編成の満員の電車が止まっているということはありうることである。加えてホームにも人があふれているとしたら、どれくらいの荷重がかかるものなのか。

その瞬間に大きな揺れが来て、コンコースや改札の中を埋めた人々の頭上に落下したら…
パニック小説が1本書けそうである。
おまけに地上の線路とホームの真下にはみなとみらい線と市営地下鉄の線路とホームもある。
そんな心配は杞憂なんだろうと思うけど、そこらあたりの指摘が何もないというのも不思議な気がするのである。
そんなわけで最近は南コンコースを使うようにしているのだ。人も比較的少ないしね。
疑り深くなってきかなぁ。
















久しぶりの横浜イングリッシュガーデン。バラまだまだ先だが、春爛漫の花園が出現していた
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