中学3年生になった孫娘の姫と、久しぶりにラインのやり取りをした。
中学進学に際して「文武両道で頑張りますっ!」っと決意表明してジジイを痛く感激させ、テニス部で部活に打ち込み、生徒会役員にも立候補して思う存分の中学生活を送っている。
そして、「最後になるかもしれない」というテニス部の公式戦に出場したのだが、これが何とあと一歩のところで敗れてしまい、目標にしていた県大会出場を逃がしてしまったそうなのだ。
ボクにも同じような経験がある。
高校3年生の時、所属していたサッカー部のインターハイ地区予選で、勝てば県大会の出場権が手に入ると言うところで負けてしまい、落胆して腑抜けのようになってしばらく立ち直れないことがあった。
あの時も6月だった。
あの時はどうにも吹っ切れず、受験勉強に没頭する気持ちにもなれないまま悶々とした日々を送っていた。
そしてひょんなことから目にした新聞記事を頼りに円覚寺に電話をかけ、許可をもらって7月の期末試験が終わるのを待って円覚寺に出向き、10日ほど居士林に籠って坐禅をさせてもらった。
あれが坐禅と言うものと円覚寺との最初の出会いだった。
姫は大丈夫なんだろうか…
案ずるより産むがやすし…、姫からのラインには「そうなんだよ。自分でもあの試合はなんかもう一瞬すぎて、なんか感情が変な感じだった(笑)。そして試合の時はめっちゃ泣いたけど、もう切り替えて受験頑張ろうと思った! こう見えて結構気持ちの切り替えするの得意なんだよね😊」とあった。
短い文章ながら自分自身の複雑な心境やその後の心の調えぶりが実に的確にまとめられていて「うんうん、そうだろうな」「そうかそうか、よかったよかった、がんばれよ」という気にさせられる内容になっている。
いつからこんなに自分自身を客観的にみられるようになったんだろう…、いつから、次はどうすればいいかを自分自身で決められる判断力と決断力、そしてなにより自立性を身に付けたんだろう…
成長を見守り続けているジイジ=祖父としてこれほどうれしいことは無い♪
ラインには次のような文言まで書き添えられていた。
「じいじとばあばの家、早く行きたいよぉ。ここ最近、コロナで夏の江ノ島行ってないから久しぶりに行きたいな‼」
ラインには「受験勉強一辺倒じゃ、いくらなんでも体に悪いから、夏休みくらい上手に息抜きしなくちゃだめだぞ」と書いた返事なのだが、ひょっとするとひょっとするかも…
実現すればいつ以来だ?
よく遊び、良く学べ♪
今朝のネジバナ 6本の花穂が立ち上がっている♪
ラン科ネジバナ属の植物
ラン科の花だけに、咲いた花は小粒ながら一丁前にランにそっくり♪
愛い奴ら♪