まだ幼稚園に通っている孫娘の誕生日が近づいてきたので、プレゼントする本2冊をあれこれ選び、手作りした誕生日祝いのカードを添えて発送した。
今回プレゼントに選んだ本の1冊は孫の母親が小学生の時、やはり誕生日祝いに父親のボクがプレゼントした本で、「あの本大好きだったので、娘にも読ませたい」と母親がリクエストしてきたのだった。
そんな本を贈ったことなどとうの昔に忘れていたし、愛読書だったというのも初めて聞いた話だが、贈った本が役に立っていた証拠で、喜んで探したところ、今も出版され続けていてすぐ手に入った。
こういう縁と言うのかつながりというのは嬉しいもので、この本が今度は孫娘にどういう影響をもたらすのか興味深いものがある。
作者や出版社の人が聞いても喜ぶ話だろう。
ところで、この孫娘の中学生の姉はテニス部に入って部活に励んでいるが、入学祝を贈った後のお礼の手紙に「文武両道目指して頑張ります!」と書いて寄越した。
そして期末テストではいい成績だったというから有言実行してくれているようで、何とも頼もしい。
この孫娘は初孫なのでことのほか気になるのである。
2人の孫娘は四国に暮らしているので、なかなか会えない。ましてや移動の制限がかかるくらいだったから。
2020年の正月をわが家で一緒に迎えて以降、1度も会えていない。
「今度もちょっと無理かな。でも再来年は絶対鎌倉に行きたい」と孫たちの母親は山の神に話したそうだ。
どうせ車で来るならドアトゥードアであまり心配しなくていいんじゃないかとも思うが、暮れや正月の高速道路のサービスエリアは混みあうだろうし、理解はできる。娘は慎重な性格なのだ。
近くに暮らす孫息子の方は時々顔を見せに来てくれるが、今年もまた正月の揃い踏みはお預けになってしまった。
子供の成長は早いから、もう見違えるようになっているはずなのだが…
雪をかぶった富士山の姿が珍しくなくなってきた