雨がシトシト降っていて、肌寒いこと…
一年で最も日が長い時期を迎えているというのに、この低く垂れこめた分厚い雨雲の下はどう見たって陰鬱な光景しか広がっていない。
そうでなくとも椎間板ヘルニアで痛くて不自由な思いをしているっていうのに、テンションはダダ落ち。
円覚寺で買った卓上カレンダーがパソコンの前にあるが横田南嶺管長の筆で書かれている今月の書は「雨が降った それもいいだろう 本がよめる」。
武者小路実篤の言葉らしいが、こんなごく当たり前の内容が作家という売文家の手を経ると臨済宗の大本山の老師がもっともらしく揮毫してサマになっている。
同じことをボクがブログに綴っても、誰も振り返ってもくれないだろうに…
まっ、それはともかくとして、今日はじっとベッドの上で安静にしていようと思う。
FMラジオで音楽を流しつつ、「雨が降っている それもいいだろう 本がよめる」を実践しよう。
先日の円覚寺の夏期講座をオンラインで聞いて興味が湧いた研究者の本を手に入れたのだ。
「人は自分で思っているほど、自分の心の動きを分かっていない。人はしばしば自覚がないままに意志決定をし、自分の取った行動の本当の理由には気付かないでいるのだ」と「潜在的精神の存在」を主張し、それを科学的に立証したとする内容の本である。
どうです?面白そうでしょ♪
仏教を研究している花園大学の教授の講義の中にこの研究成果の話が出てきて興味が湧いた。
著者はカリフォルニア工科大学の下條信輔教授。
本の題名は「サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ」(中公新書)。
まだ「序」しか読んでいないが、ちょいと楽しみ。今日はどこまで読み進めるか♪
パトロールがままならないのでブログに飾る写真が枯渇してしまっている
で、目を凝らして庭を眺めたら目立たないところに小さな花がひっそりと咲いているのを幾つか見つけた
「アズーロ・コンパクト」って言う名前らしい 青色のきれいな1~1.5cmほどの小さな花
山の神が手に入れて植えたらしい
「バーベナ・バンプトン」
小さな花が集まって枝先に咲いているが、一つひとつの花の大きさは1cmにも満たない
とにかく丈夫な花で地面がカラッカラに乾いてしまっても平気で生きている
細い枝が高さ40~50cm近くまで伸び、しかも枝の数が多いのでそれぞれの枝先に花が咲くとそこそこに存在を主張する
他の花と一緒に植えると脇役として存在感を発揮しそう
わが家にはヤマボウシの木が2本あるが、うち1本はほとんど花を付けなかった
この木には「ミルキーウエー」という別名が付いているのだが、花数の少なさに山の神曰く「天の川とはとても呼べないわね」
隣家の若奥さんからパンジーのお礼にと差し芽で増やした真っ赤なゼラニウムを2鉢いただいた♪
散歩の途中で出会った「キンシバイ」
花付きが旺盛で遠くからでもよく目立つ
最後は神社の草むした斜面で見つけた日本的な清楚な花
花径は2cm足らずの小さな花だが、紫が印象的
家に帰って調べてみると「キキョウソウ」という花らしい
北アメリカ原産の帰化植物らしいが、それにしてもキキョウの花にとても良く似ている