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平方録

X / 2200 その3

やっと晴れた♪
何日ぶりの太陽だろうか。
向こう何日間かは傘マークも登場しないようだ。
バラのつぼみが気温の低下に開こうか閉じていようかと戸惑っている。
うどん粉病や黒点病も心配だ。
ニンゲン様の心身だって、これだけグズグズされたらいい加減うんざりしてくる。
今日あたりは、身体を動かしてストレスを発散させて来なければ…
 
今朝4:42の東の空 こんな朝を迎えるのはいつ以来だろう
 
5:06 少し前に日が上った
この時、まだ西の空には真ん丸の盆のような月が残っていた
蕪村は「菜の花や月は東に日は西に」と詠んだ あれは夕方 朝の太陽が東にあるのは蕪村の時代も一緒
 
 
さて、横浜イングリッシュガーデンのバラの最終回はこんな映像から

おぉ! 何ということか  全身トゲだらけ!

「ダメっ 絶対!」
トゲがこんなに密集していては小さなアブラムシだって容易には近づけまい


こちらの姫君もまたがっちりと防御を固めていらっしゃる


寄らば刺すぞっ! まさに専守防衛の鏡♪
「敵基地攻撃能力」じゃ生々しすぎるからって「反撃能力」に名前を変えて、それが何になる
日本は専守防衛じゃなかったんですかい 
憲法9条を葬り去ってもっと軍備を強化しようと、うずうずしている輩がロシアを指さしてはしゃいでいるが、冗談じゃない
「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」と『孫氏の兵法』は教える
現代語に訳すと「闘わずして勝つのが最善なり」ということになる 
このバラたちの生き方もその一つ 見習うべし 見習うべし♪


「イガグリスゲ」 
星のような実は固くて忍者が使うマキビシのよう
自然界はこうして「戦わずして勝つ」の極意を身に付けたものであふれているってのに…


麦だって身をかじられないように鎧の名残を身に付けてるじゃん
 
ところでこちら 真ん中に開き始めたツボミがあるけれど…
籠の鳥じゃあるまいに、四方を兄弟姉妹に取り囲まれてしまって、これじゃ手足を伸ばすこともままならない
思いっきり咲けるんだろうか

102人のプリグリムファーザーズを新太陸に運んだ船の名前は「メイフラワー号」


これが「メイフラワー」


「キリ」
 
「ホット・チョコレート」
オレンジ色がまじりあった、何とも言えない茶系の色合いが印象的かつ魅力的
 

わが家にもぜひお迎えしたい印象的なつるバラ ちょっと一目惚れ♪














わが家でも咲き出した「バーガンディー・アイスバーグ」
実はわが家の株はこの株の枝を接ぎ木したもの つまり、この親から生まれた子どもってことになる♪
 
 
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