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平方録

絵の具は「緑」だけ

ウメの花が終わった北鎌倉の東慶寺へ。

 

緑が鮮やかになってきた


山門から見通せる光景は明るく華やぎすら感じさせる


花を終えたウメの木々が新しい葉を広げ始めていて、辺りがとても明るい


シダレザクラが咲き残っている


この寺の最大の特徴は「自然に任せっぱなし」の主庭 ちょっと見ない間に随分と様々な緑色が重なり出していた


この萌え出る若い緑を見ているとウキウキしてくる♪


遠くてよく分からなかったがイカリソウのような花が咲いている


花じゃないけど印象的


これも遠くからではっきりしないが、バイモだろう


アジュガに似ているけど…
 

初めて見るような…


ムラサキハナナ  5月になるとこの庭の様相は一変していることだろう♪


奥に進むと苔のきれいなところがあった 左端の木はこれまでずいぶん苦労したんだろうねぇ

墓標を覆うモミジの数々
 

石仏とタチツボスミレ、キランソウ


寒雲亭の苔むした門扉の屋根とシダレザクラ


コケにはタチツボスミレがたくさん根を下ろしている


地際に咲くスミレのタネが自然にここまでは飛ばないだろうから、きっと庭師のいたずらだろうな


印象的なモミジと釈迦如来坐像を祀る本堂
この寺は入り口で拝観料を取らない代わりに、本堂に上がりご本尊の前のさい銭箱に拝観料相当を自主的に収めるのがお約束
正座して静かに向き合うのって、わずかな時間でもなかなかいいものですぜ
 
松岡宝蔵(手前)、書院の屋根(奥)越しに見える円覚寺の山にはまだヤマザクラが咲き残っている
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