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平方録

さすがは四国三大祭りの一つだ!

新居浜太鼓祭り2日目。
まず昨日の訂正から。「太鼓車」と書いたが「太鼓台」が正しい。そして総台数は54。市内の一宮神社に54台が集結するというのも間違いで、とてもそんなスペースはなく、市内4、5か所の拠点に集結して晴れ姿を披露する。
見物に出かけたのは、そのうち最も多い20台の太鼓台が集結する山根公園会場。
かつて別子銅山があった山懐に作られただだっ広い広場を太鼓台と見物客が渾然一体となって埋め尽くし、大いに賑わい盛り上がった。
 
会場に向かう太鼓台の後からついて行った  もちろん車は追い抜けない
画面左奥の山の上に見える煙突は精錬所の煙突で記念物として保存されているものだという
 
大人の太鼓台に先立って子供の太鼓台8台が集結
 
いよいよ本番。東西の入場口から交互に1台づつ入場
本部前観覧席の前を通り過ぎる
 
それぞれの太鼓台の装飾を誇示するように進む
 
1台4000〜5000万円もの太鼓台が次から次に登場
 
1時間くらいかかって20台が揃い踏み
 
何台かが組みになって前に進み出ると…
 
担ぎ手が高々と太鼓台を持ち上げる「かきくらべ」を披露する
重さ約3トンもある太鼓台には200人ほどの担ぎ手がいて、それぞれ息を合わせないと持ち上がらない
それも腕の見せ所で、かきあげられると慣習は一斉に盛大な拍手を送る
この写真は、中でも高等技術とされる両隣りの太鼓台がそれぞれのかき棒とかき棒を密着させて持ち上げる「寄せ上げ」という妙技の時のもの  一際高い拍手が銅山のあった山並みにこだました
 
離れ離れになってかき上げる
 
この右翼チックな太鼓台は担ぎ手が少なく、他の太鼓台と比べて統率力にいささか難があって目についたのだが、あわや横転しかけ、その後動きが止まってしまいタイヤをつけて所定に位置に戻った  息が合わないと思い太鼓台は言うことを聞いてくれないらしい
 
夜のローカルニュースでご法度の「鉢合わせ」が起きて2人がケガをし、警察が双方の太鼓台の責任者から事情を聞いていると言っていた
鉢合わせとは、2台の太鼓台がぶつかり合う小競り合いのことで、かつぎ棒とかつぎ棒の先端同士をぶつけ合うこと
3トンと3トンがぶつかり合えば相当な衝撃になる
祭りに喧嘩はつきものだが、これは死者が出かねないというので、ご法度になっている
 
見出し写真は斜面の観客席を埋めた大勢の見物客
 
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