見出し画像

平方録

遅ればせながら1回目済ませてきました

遅ればせながら昨日夕方、コロナワクチンの第1回目の接種を受けてきた。
わが家から田んぼの脇の道を歩いて10分ほど。
今にも振り出しそうな空模様の下をテクテクと行ってきた。

注射そのものはかすかにチクリとしたかと思ったらアッという間に終わっていて、痛くもかゆくもなかったのは、いち早く打ち終えた人たちがブログに書いている通りあっけないものだった。

その直前にあった医者の問診も注射同様、至極あっさりとしたもので、名前も名乗らないし、こちらの体調を聞くわけでもなし、予め書いていった予診票のチェック欄を指でなぞるようにして「熱は36.4度、既往症無し。大丈夫だね、打ちましょう」と大きな声で一方的にしゃべると、脇にいた女性看護師がやおらボクの腕をつかんで「アルコール消毒しても大丈夫ですね」と言いながら、もうチクリとやっていた。
医者の前に通されてからチクリ完了まで、ものの2分もかかっていないと思う。
こちらがあっけにとられるほど。

ボクはちゃんと「現在、何らかの病気にかかって治療を受けていますか」という予診票の欄にちゃんとチェックを入れ、病名欄にもチェックを入れておいたんだけどね…
「既往症」ってこれまでの病歴のことだし、現在進行形の病気だって含まれるだろうに。
見なかったとは言わせない。無視だとしたら意図的確信犯か?

ボクの場合は事前に色々と調べたり、既に打ち終わった人たちの体験談も読んだりもし、何より山の神がすでに2度の接種を終え、その間を様子を観察して何事もなく無事に終えているので、特段、医者に聞かなければいけないようなこともなかったのだ。
思うにボクが接種会場に着いて以降、次々に呼ばれる人のペースがほとんど変わることなく続いたのは、この医者のペースに抗うことができない人々ばかりだったんじゃないかと思う。
「接種はひとり2分以内」―それが目標だったんじゃないかねぇ。
声はでかいし、有無を言わせないものの言いようだし、気の小さい人は質問があっても何も聞けなかったろうな。

それともう一つ首を傾げることがあった。
入り口で体温を計られ、受付で持参した接種券と予診票を出すよう言われたのは予定通りとして、市役所が接種券と一緒に事前に配布した説明書には「身分を証明するものを持参」とあり、その提示が義務付けられていたはずだが、一度もそういう場面が無かったのはナゼだろう。
必要のないことだったら最初から書かなければいいし、山の神は別の集団接種会場だったが、ちゃんと身分証の提示を求められたと言っていた。
どんな理由があって「省略」したんでしょうな。

こういうことがあるので、鎌倉市の接種会場で肝心のワクチンを入れないまま接種してしまったケースが複数起きているのもムベなるかなと思っちゃうんだよな。
危なっかしくてしょうがない。
ボクも本音は「ちゃんとワクチン入っていますよね」と打ち手の看護師に確かめたかったが、医者を含めた超特急接種の勢いに気圧され、質問を差し挟むタイミングが無かったのだ。
今朝、打った左腕の肩の付け根部分にちょっとだけだが筋肉痛のような鈍い痛みがあるからワクチンは少しは入っていて、ゼロじゃなかったようである ♪



見出し写真を含めてわが家の緑色のエキナセア「グリーン・ジュエル」
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「随筆」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事