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平方録

世の中狂っちまってるとしか思えない

関東地方はまだ梅雨入りしていないのだから、この好天は至極当たり前のことなのだろうが、日曜日の大雨が過ぎ去った後は連日太陽がさんさんと輝き、まるで梅雨を飛び越えて一気に真夏に突入したかのようである。
夏大好きニンゲンにとって、薫風薫る5月だっていうのに随分と雨の日が続き、量も沢山降ったことだから今夏の水瓶の心配はしなくて済みそうだし、このまま梅雨は省いてくれても一向にかまわない。

今朝もよく晴れている。
こうでなくっちゃな ♪


昨日、ヤマユリが咲いたと写真を添えた。
今年は春先のソメイヨシノから始まって様々な植物が「あれっ !?」と驚くほど早く咲いている。
バラの開花も例年に比べて2~3週間も早かった。
「そんなに急いでどこに行く」という交通標語があった。
この言葉の前に「狭い日本」という但し書きが付いた標語だったが、植物の場合は自分の意思でと言うより、急かされて急がされているんだろうと思うが、地球だって十分にちっぽけだぜと思う。

こうやって急かされる先にはいったいどんなことが待ち構えているっていうのか…
まっ、楽観的なものから悲観的なものまで各種の予想は並ぶだろうが、いずれにしたって、これまでとはいささか異なる景色が広がりそうだなという思いは共通するはず。
奢れるもの久しからず…は歴史が証明しているところではあるし、ニンゲンがこのまま勝手なふるまいを続けたら…
有史以前に地球上に君臨していた恐竜やマンモスだって死に絶えた。
「永遠」なんてどこにもないことは様々な歴史の伝えるところじゃないか。

何だか話がややこしい方に向かい出してしまった。
言いたかったのは「もうハギの花が咲いてるぜ」ってことなのさ。
我ながら回りっくどいことではある。


我が家の庭に5~6本のハンゲショウが植わっていて、これがまさに化粧を施したように白くなり始めた
名前の由来の「半夏生」というのは七十二候の一つで、夏至から数えて11日目の7月2日ころから七夕の7月7日ころまでの5日間を指す言葉だから、まだ3週間以上早いってことになる


わが家のハンゲショウが化粧を始めたとなると、あそこの群落はどうだろうと気になって、近所の池と森の公園に出かけてみた
景色は完全に真夏の景色で、緑の濃いこと濃いこと…

この木道の両側がハンゲショウの群落になっている


まだ…のよう

一部に試しにおしろいをぬったような葉が



白いホタルブクロが真っ盛り

そして池と森の公園に行く途中の土手には何と! もうハギの花が咲いて風に揺れているのにビックリ(見出し写真も)
いくら世の中の歩みが早まり始めていると言ったって、まだ梅雨入り前だぜ

富士山はもちろん、箱根連山や丹沢山塊まで見えないなんて、画竜点睛を欠くなんてレベルではなく、絵そのものが成り立たない

鎌倉湾…左の浜が材木座、右が由比ガ浜 左の岬は小坪で右が稲村ケ崎
例年だとこの浜辺一杯に海の家がずらっと建ち並ぶのだが、去年に引き続きコロナのせいで海水浴場が閉鎖されるため、海の家も許可されない
(iphoneのパノラマ機能で撮影)

鎌倉の海岸に対し、お隣の藤沢市の海水浴場は今年2年ぶりに開かれる
画面右端には建設中の海の家が並び、浜には遊泳監視塔が建てられた
江ノ島での五輪ヨット競技開催に合わせ、ここの浜辺も盛り上がろうぜって考え方には拒否反応を起こすね
この界隈はボクのパトロールのいわば中心地みたいなところだが‶トーキョー五輪江ノ島謹製濃厚強烈ミックスコロナ〟が生まれる可能性大だから、近寄りたくったって絶対に近寄れないよ 
寂しいけどこればっかりは君子危うきに近寄らずだし…
五輪貴族のバッハぼったくり男爵が言う「犠牲はやむを得ない」って考えがそもそも気に入らないのだが、為政者が為政者だし、唯々諾々と従うだけじゃわれらは浮かばれない
かくして無能で自分たちの事しか考えない為政者のせいで、善良な市民は締め出されて行くのさ
ホント、くわばらくわばらだよな 怖い怖い!
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