ブロ友さんに叱られてしまった。
昨日、わが家のバラを接ぎ木で増やすのに周囲の山に自生しているノイバラを根を傷めないように採ってきて、それを台木にするのだと、いささか自慢げに書いたのをとがめられてしまった。
「株ごと掘り起こすのはやはりまずいでしょう」という指摘で、考えてみれば実にごもっとも。
「一枝だけ拝借してきてそれを挿し木で増やす手がある。挿し木して翌年十分に根が回ったところを台木にすればいい。枝1本で5~6本は挿し木が出来ますよ」という知恵まで授けていただいた。
必要な台木は2~3本あれば十分で、5~6本も成功すれば多すぎるくらいだ。
それにしても、穴があったら入りたいと言うのはこのことで、確かに挿し木が成功すれば元々の株は山に残したまま何本でも増やせるわけで、自然保護の観点からもぜひそうすべきなのだ。
ノイバラは特段珍しい植物でもないし、あちこちにたくさん自生しているから…と安易に考えて何の疑問も感じなかった。
いい歳をしてそんなことにも思いが至らなかったのかと、恥ずかしい気持ちでいっぱいだ。
正直言うと、ちょっとへこむ。
でも目が覚めた。
「里の家ファーム」さん、ご指摘ありがとうございました。
早速、挿し木をするための用土としてご教示いただいたバーミキュライトを用意し、ノイバラの枝を採取に近々心当たりのある近所の山に分け入ってこようと思う。
早咲きの「空蝉」に続いてわが家のバラたちもようやく目覚めの時期を迎えようとしている
見出し写真とこちらの画像は枕木の門柱に沿わせているつるバラの「バレリーナ」とクレマチスの「アフロディーテ・エレガフミナ」 まだ1~2分咲き
春先にバラゾウムシにやられて絶望的な気分を味わった「バーガンディー・アイスバーグ」は手当てのかいあって被害が止まり、盛んにつぼみを製造してくれていて、準備の整ったところから咲き始めてくれている
同様にバラゾウムシに悩まされた「ブラッシング・アイスバーグ」も復活を果たし、次々に花を開かせる体制に入ったようだ
このほか、今や遅しと開花準備を整え、蕾をパンパンに膨らませているのがつるバラの「伽羅奢」と同じくつるバラの「ニュー・ドーン」
逆につるバラの「サハラ98」と「ローゼンドルフ・シュパリースホープ」と創作で「名無しの権兵衛」の3種がせん定ミスからつぼみの数が極端に少なく、今年の花は期待外れに終わりそうなのが悲しい
「空蝉」は相変わらず1番花が咲き誇っていて、こちらは大成功 ♪
何本か花瓶に活けたりして枝を切ってもこの通り