平方録

う~~~~~

う~ 飲み過ぎだぁぁぁぁ~
どうにか4時に起きて、顔を洗おうとして鏡を見たら、キリリと引き締まった美男子は消えてしまっていて、ひどくゆがんでクシャクシャになった顔が鏡に映っていた。いったい誰だ、ありぁ。

俗世を離れたつもりでいたのだが、現役時代の後輩から連絡があって「ご意見を伺いたい」なんぞといわれ、いそいそと出かけてきたのである。
話そのものは単純なことで、ある特定の人物を信頼してこれまで通り仕事を任せられるかどうかだったのだが、プロ中のプロといわれるような人物に委ねていて目覚ましい成果を上げているものを、誰が肩代わりできるのかという話で、どうみたって雑音の類なのだが、立ち位置というものを確かめたいのだなと思ってハッパをかけてきた。
正直言ってヤレヤレな気分である。
で、ついつい飲み過ぎてしまったのだ。

今週は火曜日の今夜が高校1年の時に同じクラスだった運動部仲間の集まりがあり、金曜日は句会仲間との忘年会が控えているのだ。
自制して飲まなければ…
もう早くこのブログを書き終えて、ベッドに戻りたい。

昨日は朝からポカポカ陽気で、妻は出かけてしまい、家でじっとしているのもシャクだから、車を走らせて東京湾に面した絶景の温泉施設に行ってきた。
師走の温泉に午前中からつかろう何ぞという‟小原庄助的”な人間はそうそう存在するものではなく、温泉は空いていて、春霞のような靄にかすんだ目の前の海を貨物を満載した大型船がおっかなびっくり? 行き交うのを眺めながら湯につかっていたのである。
比較的大きな露天風呂に太陽を浴びてつかっていたら、広い浴槽なのにおっさんが近くに寄ってきて「ここにはよくいらっしゃるんですか?」と話しかけてきた。

聞けばネットで調べて東京から湾岸高速を1時間半突っ走ってきたのだという。「素晴らしい展望ですねぇ~!」と興奮気味なのだ。
自分の選択の正しさと発見がうれしくて、誰かに話しかけずにはいられないという感じなのである。
「先日は河口湖にもいってきましてね、でも肝心の富士山は雲の中で、周りの景色も見えなくて…」とぼやいている。
リタイアしたばかりなのだろう。大いに動き回るべしである。遊びをせんとや生まれけむ、なのだ。
この温泉につかっていて話しかけられたのは2度目である。
確かにぽつんと湯につかっているよりは、他愛ない話でも誰かと話しながらつかっていたい気持ちを引き起こす景色なのである。

帰り道に三浦海岸駅前に寄り道して地魚寿司のランチを食べてきた。
ヒラマサ、毘沙門イナダ、イワシ、マアジ、アオリイカの地物5種10カンで、これに潮汁がついて1026円である。
夜もヒラマサの刺身が出たので、連荘だったが今脂が乗っているのだ。
思えば極楽の1日でありました。

とりあえずこんな他愛のないことを書き連ねて、またおやすみなさい、なのだ。



温泉の帰り道、遠回りして三浦ダイコンの畑の中の道をくねくねと走ってきた。遠くに見えているのは東京湾を挟んだ房総の低い山波。反対側の西側には相模湾も見えるのだ


人の足よりぶっ太い三浦ダイコン。農協の直売所では1本1000円だった
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