雨戸を激しく揺さぶる風と雨の音で目が覚めた。
時計を見ると午前3時半である。
いつもの起床時間に30分早い。そのまま起きてしまおうかとも思ったが、盛夏と違ってまだ掛布団のぬくもりの心地良さは捨てきれない。
そんなわけで、布団の中でベランダと庭のバラの様子を想像してみる。
ちょうど2階のベランダの鉢植えの空蝉とブラッシングアイスバーグが満開を迎え、重たい花を幾つも枝先にこれでもかと咲かせている。
4時になって起き出して、恐々とガラス戸越しに覗いてみると枝が柔らかな空蝉は雨に濡れて重たくなった頭を深々と垂らして見る影もない。
ブラッシングアイスバーグも似たようなものだが、こちらは枝が強いので全体の姿こそ乱れてはいるものの、空蝉ほどではない。
近隣の藤沢市辻堂にあるアメダスによると、午前4時の気温19.7℃、南南西の風13.1m、降水量0.5mm と記録されている。
サクラの満開時期に春の嵐が襲うことはあるが、バラの最盛期に嵐のような風雨に見舞われるとは…
庭ではつるバラの一部がはようやく咲き始めたが、多くのつるバラはまだ未開花でこれからなのが救いと言えば救いかもしれない。
そして木立性のバラも今年は開花が遅く、ようやく咲き始めた時期である。
満開の真っただ中に直撃されるよりはよかったかもしれないが、どちらにしたって迷惑な話である。
木立性のバラではバーガンディー・アイスバーグやブラッシング・アイスバーグ、ノリコなどがようやく咲き始めていたが、どういう状態かまだ確認していない。
ブログを書き終えた後、庭に出てみようと思うが、今年は憎っくきバラゾウムシの被害も皆無で来ているだけに、暴風雨にやられるとしたら納得がいかない。
ブラッシング・アイスバーグとバ^-ガンディー・アイスバーグがようやく2~3分咲きを迎えている
まだ確認していないが、無事であってほしい
つるバラのサハラ98も咲き出しているが…
痛んでいるだろうなぁ
門柱に絡めているバレリーナもまだ咲き始め どうなってるだろう
クレマチスのアフロディーテ・エレガフミナは無事だろうか
木立性のバーガンディー・アイスバーグ
左はブラッシング・アイスバーグ
例年、バラゾウムシの被害に遭っていたが、今年は被害が出ていないというのに、嵐が襲ってくるなんて…
紫の混じった深い色合いなのだ
2階の鉢植えのブラッシング・アイスバーグはこんな具合に満開だったが…
こちらもも満開の空蝉
今、パソコンの先のベランダで雨風に翻弄され、ひどいことになっている