昨日、東京や千葉、茨城辺りでは雷鳴とともにかなり強い雨に見舞われたそうだ。
アホなテレビが社員を豪雨の中に放り込み、「凄い降りです。前が見えません」などと絶叫させる姿を放映していた。
絶叫していた社員は何故か傘を持たず、カッパ姿で人気のない歩道をわざわざ前かがみになり、しかも顔をしかめて見せて大変さをアピールしている。
まことにアホらしい光景ではあった。
わが南関東の海辺の町にも「朝から雨」という予報は出ていたものの、豪雨予報はなく、肝心の空模様も午後2時過ぎまで晴れたり曇ったりで良い天気だった。
山の神は洗濯物が外干しできた上に、太陽光と自然乾燥の風にさらされてさっさと乾いてしまったのを喜んでいたくらいだ。
雨は夕方少し降ったようだが、テレビが流していたような豪雨どころか、遠くで鳴る雷のかすかな音さえ聞こえてこなかった。
今朝のベランダの床は乾いていて、鉢植えの植物の葉にも水滴は残っていない。
雨の降り方と言えば、昨今は昔のような穏やかなものは減り、降れば猛々しい降り方をしてびっくりさせられるようになってきたことは間違いない。
日本列島は温帯モンスーン地帯に位置し、四季の特徴がそれぞれはっきり表れ、気候全体が穏やかで、人々の性格も…などと中学校で教わった覚えがあるが、その教科書も今では役に立たなくなっているのではないか。
今年はもう5カ月が過ぎ、6月ももう3日。
天体の運行が早まっているんじゃないか、24時間は昔の通りきちんと24時間あるのか…いささか心配になってくる。
「四季」に触れたので、こちらの「子規」の残した好きな句で締めくくろうと思う。
六月を奇麗な風の吹くことよ 正岡子規
爽やかな6月を期待したいものである。
「空蝉」の2番花が咲き始めた
美しい花には角がある? 角じゃなくてトゲだろ…というより、ツボミです
やあ どうも
親衛隊に囲まれて…
どうです♪
爛熟
軟らかく穏やかに…