「自身の経歴・体験を踏まえて50年間を総括したい」と言っていた友人が、待てど暮らせど新著を送ってこない。
おかしいなと思いつつ電話すると「中断しちゃってるんです」という。
昨年の暮れに電話すると病院のベッドの上だと言いながら、間もなく行う手術が済めば正月は家で迎えられそうだと言っていたが…
肝心の腫瘍を摘出する手術はうまくいったのだという。
しかし、予後があまりよくないらしい。
「色々悪い所が見つかって、そちらの治療も重なっているので薬の量も増えて、それが原因かどうか、フラフラするんだ」という。
そんなわけで「通常の日常生活が送れない状態」だとまで。
だから、自分の著作はもちろんのこと、返還50周年のシンポジウムに出て欲しいとか、いろいろな催しや企画への参加を打診されるのだが「それどころじゃなくて、みんな断っている」とまで言う。
友人は沖縄の新聞社で健筆をふるい、半世紀に渡って米軍基地問題をはじめ、そこから派生する社会問題に深い洞察力と粘り強い取材姿勢で切り込んできた。
神奈川県も沖縄に次ぐ全国2番目の米軍基地集積地で、この共通する問題に少なからず関心を払ってきたボクとの縁もその辺りから生まれ、互いに連携してきた間柄なのだ。
それだけに彼がどのように「返還50年」を総括するのか読んでみたかった。
「体調を整えてボチボチやりますよ」と言っていたから、それを今は期待して待つことにする。
電話の最後に「上京して(同業の友人たち)みんなと一杯やりたいと思ってるんですよ」というから、「いつでも大歓迎だよ」と答えておいたが、それまでの口調がややトーンダウンしたような、ちょっと弱気な感じを受けたのは気のせいだとしても、「ボクの今の様子、伝えておいてください」と付け加えたのは復活を期しての事だろうと思う。
天気予報は昨日も外れて晴れた♪
湘南海岸自転車道の西の端、柳島海岸に広がるハマヒルガオの群落も最盛期を迎えている
こうやって砂浜に植物が育ってくれると砂が風で吹き飛ばされることが減るは砂のだが…
花のど真ん中で花を踏みつけて寝そべるわけにもいかず、花のない所を選んで寝転がり、潮騒を聞いていると異次元の世界に放り込まれるような錯覚に陥る♪
満開♪
こうして寝そべっていると言い気持ちだ
マツヨイグサにそっくりの花が混じって咲いている コマツヨイグサというらしい
瓜二つの花がわが家の庭にも咲いている
こんな感じの空だったが視界は悪くない=片瀬西浜
富士山の雪がだいぶ少なくなってきた