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平方録

新アタミ八景 ?!

熱海で撮ったけど昨日使いきれなかった写真が残っているから、今朝はそれを「新アタミ八景」として並べてオシマイ。
地元の人には笑われちゃうかもしれないけれど…

通りの名前は知らないけれど、海岸から駅に戻ろうとしてぶらぶら歩いていたら見出し写真のような壮観なショーウインドーを発見!
下の方にはスパゲティーやピザトースト、サンドイッチらしきものが並んでいたけど、プリンや蜜豆、あんみつ、かき氷の類がこれでもかと並んでいて見惚れた。
で、この写真は右からロイヤルプリン850円、プリンアラモード900円、ロイヤルプリンアラモード1000円 ⁈ ロイヤルプリンアラモードってのはプリンの王様で〝全部乗っけ〟ってところか
こういう店って温泉街特有なんだろうか

道路を挟んで向かい側には最近できたと思しきジェラート屋さん。左はコーヒーやでわずかばかりのイスとテーブルがあってコーヒーを飲んでいる人もいた。
ジェラート屋さんのお姉さんと目が合ってしまい、にっこり微笑まれてつい「どれがオススメ ?」と聞いてしまった

で、選んでくれたのがこの2種盛り。食べ終わって「美味しかった」と伝えるとまたパッと顔を輝かせて微笑んでくれた笑顔が魅力的だった ♪

こちらも最近できたらしく、盛んに呼び込みをしていた
古くからの店が撤退して空き家になっていたところに、これまではなかった業態の店が登場しているんだろう
ジェラート屋もプリン屋も湯治に来る老人相手じゃないよな

交差点の両側に数寄屋造りの目を引く、まるで左右対称のような造りの店が並んでいるのに気付いた
両方とも羊羹を売る店らしい


かたや「本家ときわぎ」

こなた「常盤木羊羹総本店」
ボクが入ってしまった店はこちらの〝ソーホンテン〟の方で、食べ歩きしようとぜんざい最中を一つ220円で買って「隣とそっくりですがどういう関係ですか?」と聞くと「関係ありません」と一言、にべもない
家に帰って双方のホームページを見ると〝ホンテン〟の方に「初代〇〇は私どもの墓に眠っており…」うんぬんと書かれ…
複雑なのれん争いみたいのがあったんでしょうな
それにしても交差点を挟んで真向かい同士で…いや、真向かいだからこそか

こういう路地の奥での張り合いだったらもっと地味だったろうに

有名温泉街での思わぬ張り合いの様子に「へぇ~」「ほぉ~」と感心しながら歩いていくと、石垣と建物の間から行く手に覆いかぶさるように植物が…

なんだか桐の仲間のようでもあるが…

よくよく見ると壁と石垣の間に隙間はない。しかも1度根元から切られた跡があり、そこから再び3本の新たな芽が伸びて太くなっていったらしい
何という根性、執念。あの羊羹屋もかくの如しか…
両方のお店とも「桐一葉落ちて天下の秋を知る」にならないように、共存共栄で仲良くやってよ


こちらは秋を知ったようで…
かつてはずいぶんにぎわって稼いだことでしょう

熱海駅に近づくにつれて食べ物屋が多くなった
どうも本業は日本蕎麦屋らしいのだが、アジアンダイニングなどとアルファベットで大書して出稼ぎ外国人でも呼び込もうとしたんだろうか
日本蕎麦以外は中華料理のようだったけど、まぁ嘘じゃないわな

この手書き看板は日本人向け

「冷し中華」に「冷たいラーメン」。「店内も冷えてます !」

こんなところで山形が

この路地を抜けるとすぐに熱海駅

芥川龍之介の「トロッコ」はかつて熱海~小田原間に敷設されていた軽便鉄道がモデルのはず。作中に登場する良平少年の心情は痛いほどよくわかる

最後は番外編。こんなものを売っているのを見つけて買ってしまった
プランターや鉢、あるいは直接地面に埋め込んで使うんだという
ナメクジは嫌がってどこかに行くだけで殺すわけではないというので根本解決にはならないが、物は試し
ナップザックに入れて帰って来たけど1kgって案外重い

以上、オソマツサマでした
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