先週末から今週にかけて、線状降水帯の端っこにでも入ってしまったような激しい降りと、瞬間的に18mにも達した強風とに翻弄され続けたわが家のバラ。
もう散々で、いくらなんでも見る影もないだろうと思っていたら、終わりかけの花が往生際良く散っだけで、花数そのものは減りはしたが枝折れなどの被害もなくホッとしている。
そして3日間の夏期講座が終わった昨日、花柄やら痛んだ花の始末やらに時間を割き、最後に黒点病とうどん粉病対策にオーガニックの予防液をたっぷり散布した。
予防薬の散布は今年2度目。
3~4日おきに散布するのが理想らしいが、暇はあっても気象条件が合わねば無理だし、今のところ1週間おきくらいが無理なくやれる間隔と言うことになる。
とにかく去年は放置したお陰で、いくつかの株に病気を発症させてしまい、痛く反省している所なので何とか続けたいものだと思っている。
これから本格的な梅雨に入ると雨中の散布は出来ないので、その1週間間隔も怪しくなりかねないし、病気はまさにそういう気象条件の時にかかりやすいので気のもめることではある。
しかし、「気をもむ」という心理状態は特定のある物事に対する強い関心やこだわりがあるからこそで、ボォ~ッと生きるよりましだろうと思っている。
ボケジジイにならないために…
話がそれた。
入場料を取って公開しているバラ園などは、それこそ年がら年中強力な農薬を早朝に散布して病害虫をシャットアウトしている。
住宅地の中ではそんな真似はとてもできないし、益虫さえ根絶やしにしてしまう農薬散布をするくらいならバラはきっぱりあきらめる。
もしくは病害虫にへっちゃらな株だけ残して、そういう頑健種だけを育てるしかない。
というわけで、あがきもがくのだが、今回のオーガニック予防液の散布を続けられるところまで続けてみようと思う。
黒点病が出てしまい、樹勢が衰えてしまったように思われた「空蝉」だが、何とか回復して一番花が終わり、早くも二番花が咲き出した♪
以下の画像はすべて「空蝉」の二番花
愛い奴ら…♪
このうちの何種類かを絵葉書にして友人たちに「梅雨見舞い」でも出そうか…
4:42 太陽が上って来た 夏至に近いこの時期の太陽ののぼってくる位置はこの辺り
夏至までにもう少し左(北)に移動する いずれにしてもターニングポイントに近づいている