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平方録

「たった…」と「…も」

寒中なのだから、少しくらい寒いのは覚悟の上だが、それにしても朝起きるのが一苦労である。

今朝は午前2時に目が覚め、トイレに行ったが、西側の細い窓からブラインド越しに地平線に近づく月が光っているのが見えた。

あれっ、曇りの予報だったけど、まだ晴れている…

だとすると放射冷却で今朝も外は相当寒そうだな、などと思う。

次に目が覚めた時は3:56。目覚まし代わりのラジオが鳴り出すまで、あと2分しかない。

そのまま「えいっ、やぁっ!」と意を決して起きてしまえばいいのだが、ニュースが終わるまで7分もある。

たった7分」と思うか、「7分」と思うか…

今朝のボクは「」の側に立ち、ぬくぬくした布団から出られないでいた。

まことに未練たらしいことではある。

しかし、起きてみれば室温は13℃あり、ネットで近くのアメダスの記録を見ても最低気温は4:00ちょうどで4.3℃もあった。
ここで「」を使った意図は「もっと寒いかと思った…」である。
というのは昨日の2:24に-2.5℃まで下がっていて、今朝も似たり寄ったりだろうとだろうと思っていたのだった。
皮膚感覚というものは、かくものいい加減なものなのかもしれない。
 
ただ昨日は日中は風もなく、さんさんと降り注ぐ陽光はフレンドリーで、いよいよつるバラの剪定誘引作業に着手した。
結論から言えば3本の剪定を終えただけだが、例年北風が通り抜けるので寒くて閉口していた東側のフェンスのつるバラ2株を一気に剪定でき、とりあえず満足である。
午後1時を過ぎて昼飯にし、そのまま高校サッカーの準決勝を見てしまった。
まだ先は長いが、昨日のような風もなく暖かな条件のいい日もあるだろう。
作業は節分くらいまでに終えればいい。
それにしても神奈川代表の東海大相模は初出場ながらパスサッカーが見事で、見ていて楽しく、大したものだと思った。
前半終了間際に献上してしまったPKが悔やまれるが、よく戦ったと思う。
 
 

鳥だってこの密集の中には入りにくかろう


まるで要塞


この状態で葉が茂ったら…


無数の枝が輝いて見える


勝負の神は細部に宿り、生命の息吹は枝先に宿る


極細の枝先にも水分と養分が休みなく届けられている


近所の運動公園の1本公孫樹は静かに春を待っている
 
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