久しぶりに由比ガ浜から相模川河口まで自転車でパトロールしてきた。
年末以降、片瀬海岸から先の湘南海岸自転車道は度重なる強風で吹き飛ばされた砂が自転車道を埋め尽くしていて、やっと除砂して通れるようになったかと思えば、今度は再び吹き付けた強風で別の場所が通れなくなる…という具合に、モグラたたきじゃあるまいし、通行不能が続いていた。
寒いし、何も無理して自転車でパトロールしなくても…と思いつつ、ようやく春風らしきものも吹き出して、じっとしていた身体も何となく疼き出し、偵察を兼ねて走ってみるかという気になった。
片瀬海岸までは国道134号を走るから何の問題はないが、肝心なのはその先。
引地川河口のすぐ先から始まる湘南海岸自転車道は入り口から堆砂の山だったのが、きれいに消えていて「あの行く手を阻んでいた砂の山は何だったの?」とキツネにつままれた思いだ。
拍子抜けとはこういうことを言うのだろう。
その先も堆砂は無く、スイスイ。
一部でまだ道幅の半分ほど砂に埋まっている箇所があり、休日にランナーやサイクリストが大勢出てくると、そういう場所はスムースな行き来こそ出来そうにないが、境川河口から相模川左岸河口までほぼ10kmの波打ち際のコースは何とか通しで走れそうである。
ボクがこのコースを相模川河口まで走ったのは去年の12月13日が最期だから、それ以来何と3カ月ぶりの事である。
最大の理由が堆砂による通せんぼ。
海の砂が"生き物"だということはこれまでにも味わって来たことだが、去年から今年にかけても健在で、昨日はスイスイ走れても、一旦強風が吹き荒れるとたった一晩で走れなくなるというようなことがザラに起こる。
雪は溶けて消えるが砂の場合は……
昨日はやっと実現した3カ月ぶりのパトロールで、情けないことに我が太ももは悲鳴を上げかけた。
冬眠明けみたいなもので、筋肉がなまっていたことと、たかが5m前後だったが南風が吹いていたことが体たらくの理由だと思う。
家を出る時は大した風ではないと思ったのだが、海辺は侮れない。
陸地とは全く別の吹き方をする。
それに抗って走らなければならなかったのだから、太ももと心肺機能が悲鳴を上げるのも無理からぬことではある。
春先ってのはそういうものなのだが…
たかが40km走って来ただけでこの有り様。なんだか情けない。
暖かくなると佐保姫さまがお出ましになられるので、富士山が見にくくなる=稲村ケ崎から
七里ヶ浜の駐車場にスーパーカーが集結していた
スーパーカーに特別な興味などないが、野次馬根性で近づいてみた
如何にも値段が高そう 聞こえてくる言語はイタリア語…
エンブレムに「PAGANI」とあった
並んでいた10台余りのスーパーカーはみなパガーニのデザインらしかった
ガラス張りのエンジン 内装はオシャレというより豪華
カッコいいと思うけど、ふぅ~んと思うだけ 猫に小判
わが愛車♪
堆砂のない清々した湘南海岸自転車道を久しぶりに見た
しかし、道幅の半分ほどが砂に埋まったままの箇所も
堆砂で走れないから国道134号を走れという案内表示
無視して行ったら、走れないところなどなかった
3か月ぶりの相模川左岸河口
テレビ塔の奥に富士山が見えるはずなのだが…
茅ケ崎の柳島海岸でコンビニで買った握り飯の昼食
するとトンビが数羽上空を旋回し始め、わが握り飯を狙っている
地上すれすれに飛んで威嚇飛行のつもりだろうか…
こちらはサングラスをかけた顔を仰向けにして上空のトンビの姿を追い、「来るなら来てみろ!」とにらみつける
敵は相手が気が付いていると分かると、直ぐにあきらめて飛び去って行く
トンビが狙っていることも知らずに無邪気におむすびを手に持って話に夢中になっていたりすると、サッと持って行かれる
海辺ではよく見られる光景である
茅ケ崎のサザンビーチではもうハマダイコンが咲いていた♪
これから海辺でもいろいろな花が咲き始める
それにしても白と薄紫の淡いコントラストがキレイ♪
稲村ケ崎から江ノ島の東側の表情を眺め、帰路には西側から眺める