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平方録

梅雨らしくなってきた

近所の池と森の公園のカワセミがヒナをかえし、親が幼鳥にエサを食べさせる姿やおぼつかない格好で飛ぶ幼鳥の姿が見られるのだと、風の便りが知らせてきた。
時々池を覗いてみるのだが、時間帯が悪いのか、こちらの根気が足らないのか、じっと気長に待つということがなかなかできず、持参するカメラもiphoneだけというやる気のなさだから、たとえ運よく遭遇できたとしても瞼に焼き付けるだけで証拠の写真が撮れるわけでもない。
そんなわけで、生まれたての‶名優〟にしても、姿を現す張り合いもないのかもしれない。
もうだいぶ成長してしまった頃かもしれないし、せっかくのチャンスを失ったとしたら残念と言うほかない。

ここ数日、訪問させてもらっているいくつかのブログに野に咲くネジバナの写真が掲げられているのを見かける。
あの華奢で如何にもほっそりした一見頼り気のない姿ながら、螺旋を描いてねじれている茎に沿ってピンク色の微細な、それでいてちゃんとランのひと花のような一丁前の造作を持った小花が行儀よく並ぶさまは微笑ましくもあり頼もしくもあり、見ていると楽しくなる ♪

もうそんな季節なのか…ボクも早く見たいものだと思うが、昨日は一日中シトシト降る雨に降りこめられ、出歩くどころではなかった。
天気予報を見ると明日の月曜日は晴れ間が出るという予報だが、その後は月末までズラァ~ッと雲と傘の絵が重なったマークのオンパレードである。
やっと梅雨らしくなってきた。
梅雨らしければ梅雨らしいほど梅雨明け後のカッと照り付ける真夏の太陽が輝きを増す ♪
その時を心待ちにしているが、その前にチラッとでも晴れ間がのぞけば、カワセミの幼鳥とネジバナを見つけに行こうと思っている。

今朝、目覚まし代わりの4時のNHKラジオニュースで知ったのだが、昨日やってきたウガンダの五輪選手団9人のうちの1人がコロナに感染していることが空港の検疫検査で分かり、隔離されたと報じていた。
でも病院ではないらしい。
母国でアストラゼネカのワクチンを接種してきているそうだが、こういうこともあるのだ。
1人を残して残りの選手は事前合宿地の大阪・泉佐野市に向かったそうだ。
大阪までちゃんとバブルのトンネルなりパイプなりを敷設してその中をくぐって行ったんだろうな…

これからウン千人、ウン万人の選手が世界中から集まって来る。
選手以外のチーム関係者や報道陣も大勢やって来る…


市役所前の御成隧道上部から零れ落ちんばかりに咲くアジサイ(見出し写真も)












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