平方録

ったく、どいつもこいつも…

ここ1、2カ月、新車の慣らし運転で県内をあちこち走りまわって気がついたことがある。
道路に施されている横断歩道などの安全表示が至る所で薄れてしまったり、消えかかってしまっているところが目立つのだ。
場所によってはセンターラインまで消えかかっている。
横断歩道に至っては、小学校近くの通学路と書かれた看板の横のゼブラ模様が消えかかっていたりするのを見ると、この国はいつからこんなにルーズな国になってしまったんだろうと、嘆かずにいられない。

一昔前なら、いやしくも通学路と表示された道路の横断歩道がかすれたまま放置されていようものなら、担当の役人は悶絶してしまったことだろう。
ホントにどうなっちゃったんだろうね。
公安委員会が飲み食いに使っちまったのか? それで予算が回らないんだろうか。有りうる話ではある。
しかし、県民の安全に直結する事柄である。公安委員会はこうした事実をきちんと把握しているんだろうか。

そもそも道路標識は短時日で消えかかるものではあるまい。
毎年更新を必要とするはずはないし、交通量のそれほど多くない場所では相当長い時間保つだろう。
そういうある程度耐久性のあるものが長い間顧みられていないという事は、交通行政の目配りが行き届かなくなっているという証左に違いない。
なにが安心・安全な街づくりだ。チャンチャラ笑わせるぜ。

新聞記者さんたちも記者クラブで机の上に足を投げ出して惰眠をむさぼり、当局が投げ込む資料に書かれた横配列の文字を縦に書き直して草稿しているだけだから、世の中のことは何にも分かっちゃいないのだ。
それでよく社会の木鐸が務まるものだ。
木鐸? ん、知らないの? 木鐸って。

尊重擁護する責務を負っていながら義務も責任も放り出して憲法を踏みにじり、それで平気な顔している輩がチョウリョウバッコする国だ。
何も驚かないけれどね…
上からだか下からだか知らないが、右を向いても左を見ても、どいつもこいつも無責任なこった。 

心配していた国道134号稲村ケ崎付近の道路陥没による緊急工事だが、長引いていて、あわや連休突入かと思っていたら、車の中で聞いた交通情報によると、29日の連休初日から片側規制は解除だという。
今朝、インターネットで調べたところ、関係するホームページに掲載されているのは緊急工事のお知らせだけ。
新しい解除情報はどこにも載っていないのだ。

ラジオが間違ってるのか、さもなくば、役人が「さぁ連休だ。休みだ」とホームページに新しい情報をアップしないまま、浮かれて帰っちゃったのだ。
ったく、どっち向いて仕事してんだ。バカたれめが!




寒さに震えていたと思ったら、間もなく5月。わが家のメイフラワーも咲き出した
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