ニュースの最初は台風関連のようで、北海道の日本海側を北上中とかなんとか言っている。
アナウンサーの音声が途切れがちなのは、窓の外でひっきりなしに雷が暴れているためで、部屋の中が一瞬ピカッと光るたびにラジオまでがシャックリをしたように一瞬ピタッと止まってしまうのだ。
起きてネットで天気予報サイトをのぞいてみると、北海道東部の知床半島辺りから太平洋岸に沿って南の沖縄の方にまで伸びている雨雲の帯があり、ちょうど神奈川、東京、埼玉、千葉あたりの首都圏付近の色が真っ赤に染まっていて、猛烈な雨が降っていることを伝えている。
同じ線上には黄色のギザギザマークが躍っているので、活発な雷雲が発達していることも示している。
台風21号は能登半島に沿って日本海に抜けたはずなので、幸いにして関東との距離は遠いはずなのだが、昨夕から雨風共にべらぼうで、これまでいくつか接近してきた台風に比べてずっと迫力があった。
こんなものにまともに近寄られないで本当に良かった! やれやれだ。
昨日朝、台風の接近を思わせる風の中、かねて決まっていた心臓検査のために病院に行った。
2か月ほど前に診察した医者から心臓に雑音が混じるといわれ、心電図と超音波診断を受けるよう言われていたのだ。
しかし緊急ではなく、次の診察の時で良いと言われたので、それほど深刻だとは受け止めなかったのだが、実際のところは気持ちの良いものではなかった。
実際、先月自転車で100キロ超を漕いできたとき、最初はやめておこうかなと気弱にも一瞬そんな考えが頭をよぎりもしたのだ。
「君の心臓は素晴らしく強いね。ほれぼれするほどだよ。変なたとえ話だが、君が死んでしまっても心臓だけは生きていると思うよ」と妙ちきりんなことを言われたことがあった。
高校時代、サッカーの試合で頭を強打して意識を失い病院に担ぎ込まれた際に診察した医者の言葉である。
この言葉は案外ボクの心に響いて、50数年たった今でも時折フッと浮かんで来ることがあるほどのインパクトを残している。
そういう来し方と言葉を得てきているから、今回の「心臓に雑音」という警告を聞かされても「?」と思ってはいた。
しかし、経年劣化ってやつは誰にでも忍び寄るものだろうし、もしやという不安もあったのだ。
で、その検査結果を祈る気持ちで聞いたのだが、これはもう「ぱららぁ~ん ♪ 」てなもんで、暗雲の間から五色の色彩をまとった太陽が昇ってくるがごとく、やっぱり50年前の医者のご託宣は生きていたのだ!
ホントにやれやれのぱららぁ~ん ♪ である。
嬉しくなったのでわが家の5月のバラの園から見繕って…
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