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平方録

ひっかき傷がしみてしみて…

昨日も指先と手のひらに新しいひっかき傷を作りつつ、つるバラの剪定・誘引作業を続行。

寒風は止み、日差しのぬくもりが感じられる日が続くのが何よりで、つるバラ7本の作業は寒肥を含めてすべて完了した。

もう1本、庭の真ん中にあるカツラの木の根元に鳥の落とし物から発芽した、たぶん門柱に絡ませている「パレード」品種と思われるつるバラがあり、これはそのまま木登りをさせているのだが、これの剪定誘引を残すのみとなった。

脚立を使わなければ手が届かないが、足元が傾斜しているので脚立を置くにも工夫が必要で、ちょっと面倒。

幸い、棘がほとんどない品種なので、たとえ格闘になっても傷でひるむことがないのが唯一の救いか。

ピンクの小花が房状に咲く愛らしい品種で、カツラの枝先の新緑に交じって咲くところは、なかなかの風情と言っていい♪

本来ならもう3本残っているはずなのだが、自慢の「伽羅奢」と「ニュードーン」が相次いで枯れ死してしまい、もう1種も病気にかかって回復は望むべくもない。
そんなわけで、今年の春は少し寂しい庭になるが、後継者が一人前になるまで致し方ない。
残るは地植えと鉢植えの10数本を残すのみで、つるバラに比べれば楽ちんなものばかり。
こうしてきちんと剪定誘引作業をし、寒肥をたっぷりやって養生させれば、あとは初夏の開花を待つばかり。
バラという花は正直で、自分が可愛がられていると感じると、それに応えようと、精一杯花を咲かせてくれる。
つまり、指先や掌のひっかき傷が多ければ多いほど、バラはきれいに咲くものなのである♪
 
 

暮れも押し詰まった12月18日、種まきには不向きなのを承知で数種類の野菜の種を蒔いた
 
案の定、10日近くたっても発芽せず、失敗しかけたが、あきらめずに不織布をかぶせておいたところ、何とか発芽にはこぎつける
これは見出し写真と同じものだが、コマツナが一番元気で、すでに本葉が出てきたから節分のころには"セツブンコマツナ"としてわが家の食卓を飾ってくれそうである♪


こちらはホウレンソウ
現役時代は厳しい荒波に放り込んだ新人諸君に「報告・連絡・相談」のホウ・レン・ソウを怠るなと口を酸っぱくして言い続けたものだった


ホウレンソウも本葉が出始めたから、建国記念日を過ぎたころには"ケンコクホウレンソウ"とかなんとか呼んで、口に入るでっしょう
ホウレンソウって、生でそのまま食べると甘いんですよね♪


曲がりなりにも成長を見せるコマツナとホウレンソウに比べ、こちらのレタスミックスは何とか発芽はしたが、成長の遅れが目立つ


シュンギクに至ってはこれしか芽が出なかったから、ほとんど失敗と言っていい
もう少し暖かくなったら追い蒔きでもしなければ…
野菜高騰の折だ、野菜の諸君には貢献してもらわなくちゃ。

コメント一覧

heihoroku
アミさん こんにちは。

うちに野菜が食べごろになる頃には、店頭に並ぶ野菜の値段も落ち着いてくるでしょう。
そうであってほしい。
アミ
このところの野菜の高騰ぶりに、困惑しています。
奥様孝行ですね!
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