朝からまばゆい光が地上にあふれ、気温も上がるという予報だった。
午後は4mくらいの風が吹くらしいが、実際、朝の内は風もほとんどなく、これはもう絶好のパトロール日和である。
むき出しの太ももに当たる風が心地よい♪
まずは富士山にご挨拶
坂ノ下から国道134号に出て稲村ケ崎の切通に差し掛かると、坂道を登り切るか切らないかのところで切通全体をふさぐように大きな富士山が姿を現す
(この写真ではすでに坂を上り切ってしまっているので、フツーの見え方だが…)
稲村ケ崎公園のてっぺんにある東屋のある場所からの眺め
3日間降り続いた雨は富士山では雪だったらしく、冠雪の量がだいぶ増えていた
この絵を描いている人とは時々遭遇する
パレットや筆を出しっ放しのまま、絵だけが置かれていたので無断撮影させてもらった
なかなか上手に描けている
湘南海岸・片瀬西浜に回るともう海の家の建設工事が始まっていた
海開きは7月のはずだが…
こういう上天気の日には海辺をパトロールしたいが、如何せん、ここ何日も南寄りの強風が吹き付けたお陰で自転車道は砂で覆われてしまった
仕方なく、引地川沿いをしばらく北上して藤沢市と茅ヶ崎市の北部に広がる田園地帯へ向かう
途中の水田では田植えが始まったところも…
それにしても水の張られた田んぼって、好きだな♪
丘の麓に沿った道をくねくね走っていくと、突如目の前に丹沢山塊が現れる
この辺りの水田はまだ一部で田起こしが済んだ段階のようだ
前の写真の画面中央奥n危機がこんもりしたところの下に白っぽいものが見えるが、その正体がチガヤの群落
大型連休中に初めて気がついたが、まだ白く光りながら風に揺れていた
所々に花畑が出来ていて目を楽しませてくれる
ハナビシソウ、ヤグルマソウ、コムギセンノウ…etc
こっちにも…
ここにも
ゼニアオイ
一帯は田んぼ意外に果樹園や牛、豚などの飼育が盛ん
所々にハッとするような柿若葉の帯が現れる
他の若葉にはないこの輝くような鮮やかさ♪ 柿若葉は俳句で夏の季語
畑の中の道端やあぜ道に群れ咲いているツルマンネングサ
一つひとつは小さな花だが、鮮やかな黄色がよく目立つ
あぜ道などに群落をつくっていると、これも小さい花ながらそれなりに存在感がある
シンプルなデザインがかえってイイのかも♪
富士山に別れを告げ、田園地帯を後にする
慶応湘南キャンパス入り口と県道を挟んで反対側の山の奥に残る谷戸が、半年くらい前に公園としてオープンしたので行ってみた
湿地や樹林、草地など多様な自然環境が残っていて、そこに住む動植物、昆虫が豊かに命をつないでいる場所だという
そういう貴重な環境の残る谷戸を保存し、観察してもらうのが目的だそうな
開園したてだからか、湿地には痩せたアヤメがわずかに咲いているだけだった
周囲の草地にはアカツメクサやシロツメクサが伸び伸び咲いている
公園の脇を通る細い道には、こんな道しるべが
右側はうっそうとした竹藪が続いている 田舎のこういう道は大好きである♪
公園内の舗装路でムギワラトンボが体を温めていた
色々なトンボが飛び交っていそう♪
帰り道は二山越えて境川サイクリングコースに出る(左が境川)
午後になると南の風がそこそこに吹き始め、家までの道は向かい風で体力を使わされた
ナヨクサフジっていうらしい
流域の緑の土手はこのナヨクサフジの紫色がまじりあってどこまでも続いていた
それにしても大変な繁殖力だと思う
走行距離は52kmだった