今朝2時に目が覚めてトイレに行き、そこで身震いを一つして戻ってきたのは用を足し終えた時のいつものそれのせいだけではなく、家の中とはいえ、あたりの空気がこれまで夏の間中感じたことがないくらいひんやりしているのを感じたせいだと思う。
そしてベッドに戻ると、前夜用意しておいた掛け布団をかぶって寝たのだった。
夏の間中お世話になった薄手の毛布やタオルケットの軽さとは比べ物にならないくらい、ズシリとした重さを全身で感じ、それを心地よい♪と感じつつ、すぐ寝入ったように思う。
次に気が付いたときは目覚ましに使っている4時のNHkニュースがラジオから流れていて、久しぶりに味わう布団のぬくもりに未練を残すことなくベッドを離れる。
心の奥底で「まだ夏だぞっ! 掛け布団がそんなに恋しいのか」という、あざけりの声が聞こえるようで、自分自身、夏を裏切るような真似だけはしたくない…という抵抗感を抱いたからに他ならない。
掛け布団を使ったのは毛布だけでは風邪をひきそうだし、そもそも寒ければよく眠れないだろうし、熟睡するためにはいかに快適さを保つかが重要なカギを握る。
その法則にしたがったまでで、ごく合理的、機械的は判断なのである。背に腹は代えられないし…
そもそもまだ夏なのだ。夏は終わっちゃいないのだ。
この時、隣町の辻堂にあるアメダスの記録を覗くと23.5℃だった。
我が家の温度計では24.1℃。
なるほど涼しいわけである。
明日の朝も今朝同様、涼しいらしい。
とはいえ、マリリン・モンローは戻ってこなかったが、夏は必ず戻って来る♪…そうでなくっちゃ♪
5:11の東の空 雨の予報だったが…