最高気温が10℃に届くか届かないかの薄ら寒い1日だった。
おまけに冷たく鬱陶しそうな風まで吹いていた。
何より太陽の光が降り注がない日はテンションが上がらない。
畢竟、炬燵布団のシミになるしかないではないか。
フォローしているブログはもちろん、それ以外にも手当たり次第に食い散らかし、新聞2紙を丹念に読む。
新聞には腹の立つことばかりが載っているが、論評さえ馬鹿らしくなるようなことが永田町や霞が関で起きているようで、当事者たちの面相の貧相さにつくづく哀れさを感じずにはいられない。
そこにいちゃぁいけない人、いるはずのない人が何かを錯覚して居座る事のズレに自分自身で気づいていないせいもあるのだろうが、悲劇を通り越して大いなる喜劇が繰り広げられている。
いくら吉本興業が多士済々の喜劇役者やお笑いタレントを抱えようが、あの面々にはかないっこない。
存在そのものが喜劇なのだから。
昨日は落ちてこなかったが、今日はこれから夕方まで降るらしい。
春の雨じゃなくて、冬の雨だそうだ。
今年は雪を見ていないし、いっそのこと雪になっちまえとも思う。そうすれば真っ昼間から雪見酒が出来るじゃないか。
しかし、困る人もいるだろうから、ヒマ人のいうことなんか無視してもらって結構。
今日もまた2日続きで炬燵布団のシミになる。
昨日はベートーベンの交響曲を7番、6番の順に聴いた。
両方とも好きなんだ ♪
残りは7曲。一挙に聴いちゃおうか。
それにしてもコロ公のお陰で小遣いが減らない。
元々小さな財布しか持っていないけど、それにしたって今更ため込んでどうするっていうのさ。
ボクは経済を回すことにいささかなりとも協力するつもりでいるのだけれど、外出の機会を奪われているのだから焼き鳥屋ののれんもくぐれないし、カップ酒と駅弁を手にのんびりと列車に揺られて知らない街にぶらっと出かけてくるなんてことも、絶えて久しくやっていない。
んなわけで、とりあえずはカップ酒の蔵、駅弁屋、鉄道会社、焼き鳥屋、などなどには相済まない気持ちでいっぱいです。
あぁ、どこか遠くに出かけたい。
レールと車輪のこすれ合う音、レールの継ぎ目を通過するたびに伝わって来る規則的な音と振動…
鈍行列車に身をゆだね、地元の人たちの言葉を耳にしながら移り変わる春の野をゆっくりと眺めていたい。