今日はこれから円覚寺の日曜説教坐禅会に行ってくる。
開始は午前9時で、会場に入れるのは8時半からだから8時過ぎに車で送ってもらう。
まず1時間弱、円覚寺管長の横田南嶺老師の法話を聞き、その後、希望すれば1時間ほどの坐禅会に参加できる。
これは実に2020年2月以来の事で、未だに人数制限こそ設けられているが、コロナ禍以前の状態に近づいたということで、画期的なことだと思う。
思い返せば衝撃的だった。
厳寒の1月2月を何とか耐え、いよいよ来週は弥生三月で少しは暖かくなる♪ と明るい気分で2月最後の坐禅を終えた時、坐禅指導の坊さんの口から信じられない言葉を聞かされたのだった。
「この坐禅会は本日をもって休会とさせていただくことになりました」
それまでは大方丈はもちろん、隣接する書院に至るまで、500人を超える老若男女が法話を聞きに集まり、坐禅会も100人を超す参加者で大方丈には警策の音が響き渡った。
それが人数制限付きの抽選制で100人ほどを受け入れるようになったのが、たしか去年の初夏を過ぎたあたりから。
最初は坐禅会のない法話を聞くだけの開催だったので、ネット配信の法話を聞いていただけだったが、秋になって坐禅会も開かれることになったが、人数制限付き・抽選制は変わらず、ボクも2度応募したが参加できたのは1度だけ。
それが、今回は人数枠を増やし、先着順に変更されたことで門戸が広がった。
ボクがネットで申し込んだのは「あと16人」という表示が出ていた時だから、もたもたしていたら締め切られてしまっていたかもしれない。
人数制限のある先着順とは言え、以前の開催形態により近づいたことで、ウィズコロナは現実に近づき、コロナを克服できる時も間近に迫りつつある印象を受ける。
少しは明るい兆しが無けりゃぁ…と思う。
法話を聞く段は広い会場の数か所でストーブがたかれ、それほど寒くはないが、坐禅会になるとストーブは消され、一部で障子戸が開け放たれるのでもろに外気が入り込んでくる。
「着るコタツ」とまで呼ばれるニクロム線入りのチョッキを着こみ、腰にカイロを張り付けて行こうと思う。
とにかく、以前の状態に戻りつつあるのが嬉しい♪
わが家の2階のベランダでは寒に入ったというのにキンレンカが真っ盛り♪
サルビアは去年の内に霜に当たってしおれ、枯れてしまったのに…
真冬の花の少ない時期だけに、山の神が重宝して家のあちらこちらの花瓶に活けている
そんなわけだからわが家はまるでキンレンカ御殿…いやっもとい、キンレンカ小屋になっている♪
夏の花…という印象の花なんだけどねぇ…