今年の冬は寒い。
なんて言ったら雪国に暮らしている人たちには鼻でせせら笑われるのが関の山かもしれないが、寒いものは寒い。
寒さに弱いボクひとりの感想というより、気象予報士だって「今年の関東地方は寒いですね」と言っているから間違いはない。
しかも長い。
師走に入ってすぐに寒くなることなんて滅多になかったのに…
やっと年が明け、やっと1月が終わり、立春ももうすぐそこだが、例年、立春を過ぎると一層冷え込むのが常だから、一山二山越えてきたって、まだ気を緩めるわけにはいかない。
冬の寒さが好きな人にはこたえられないだろうな。
盛夏の場合はこんなに長く続かないから不公平だよな…と夏大好き人間はひがむ。
寒かったし、太平洋岸に晴天をもたらす西高東低の気圧配置は健在だったが、時々緩んで雲が空を覆う日も少なからずあった。
寒くたって太陽さえ出ていれば何とかなるものを、肝心の日の光が届かないとなるとコタツのシミになるしかなく、自転車のパトロール兼エクササイズも敬遠しがちになってしまった。
昨日は久しぶりに漕ぐ気になったが、1月は昨日を含めてたった3日しか漕いでいない。
走行距離も合計でたった109km。
去年はそれでも182km漕いでいた。
もっとも1日当たりの走行距離はぐんと短い。ただ、回数は8回もあるから今年の少なさが際立つ。
出掛けてみればさすがに海辺の道は光に満ち満ちていて明るく、さすがは「光の春」だけのことはあると実感したが、頬を切る風は冷たかった。
そんなわけだからわが家からたった18km地点の相模川の河口でUターンしてしまった。
気温が上がり日が伸びるまで、こんな調子が続く。
富士山の周りにだけ雲が絡まっていて鬱陶しい=湘南海岸・片瀬西浜から
頂上が見えそうで見えない…鵠沼海岸
チョットだけ頂がのぞいた=茅ケ崎・東海岸
相模川河口に到着
湘南平の奥にちょっとだけど、これでもこの日一番よく頭のてっぺんがのぞいた=相模川河口
わが愛車=辻堂西海岸
突如、ハトが…=同
ソコソコの波が届く…=辻堂西海岸
やっぱり光の春=同
いつもは賑わう水族館前の浜も、月曜日だということを割り引いても昨日は極端に人出が少なかった=片瀬西浜
こちらは江ノ島湘南港の防波堤 いつもは釣り人でにぎわうのだが…