隣町の海辺にある気象庁のアメダス観測ポイントの記録によると、今朝04:00の気温は3.1℃。
30分後の04:30でも3.0℃だから、テレビやラジオで気象予報士たちが「数年に一度の寒気団が…」と口をそろえて騒いでいる割には「それほどでも無いじゃん」というのが偽らざるところ。
氷点下0.2℃というのを既に体感しているし、全国的に見てもどうやら南関東だけは仲間外れのように三が日を挟んでずぅ~っと晴れマークが続く。
若い頃は雪が降ると嬉しくて早朝に起き出して、坂道になっているわが家の前の道路で通学の小学生が滑ってケガなどしないよう率先して雪かきをしたものだ。
それが気が付いてみると、天気予報にチラッとでも雪マークが付いていたりすると「オイオイ勘弁してよ」という具合に180度豹変するありさまである。
数年前にたった15cm前後の積雪があっただけで、腰をかばいつつする雪かきに難儀し、近所に住む大学生を筆頭にした「団子3兄弟」の除雪パワーにほれぼれして、ただただ「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という言葉を実感させられたことがあった。
第2次大戦で敗れた日本を占領した連合国軍の最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥が米議会で退任あいさつの演説をした際に語った言葉で、重責を成し遂げた後の晴れ晴れした心境が込められている言葉だと思うが、ボクの場合はスケールが小さくて、「ジジイになっちまったから、情けないけど役に立てないんだよ…」の意である。
ヤレヤレだが、ヒトにはそれぞれの年齢に応じて役割があると思うので、ジタバタしても始まらない。潔く受け入れればいいだけの話だと思う。
晴れが続くお陰で年末の窓ガラス磨きも順調で、ボクの分担する2階の窓は残すところ寝室と書斎の2か所を残すのみとなった。
寝室のガラス戸の面積が大きくて普通の窓ガラスの3倍くらいありそうなのが玉にキズだが、両方の部屋を合わせて残りはあと4枚。
昨日は風も無く、太陽を浴びながらの作業だったため汗だくになってしまった。
下着とシャツだけの薄着でやったのだが、Tシャツと短パン姿の方が良かったかもしれない。
今日も陽光が降り注ぐらしいから、今日こそ短パンに履き替えようかなと思う 。
寒波の日本に現れ出でたる短パン爺♪
おまけに暖かさにつられて半年ぶりくらいの洗車までしてしまった。
空気が暖かいことに加え、水がちっとも冷たく感じられなかったので作業ははかどって明るい空色のクルマがピッカピカになった 。
こういうのは勢いが大切で、ノリで一気にやってしまうと何の苦労も感じないものなのだ。
でも、夕方遅く車で買い物に出た山の神はパラついた雨の中を戻って来たらしい。
どうも洗車をすると直後に雨が降るジンクスは消えていないようである。
しばらくはテレビのニュースはたぶん寒波とそれに伴う大雪の話題一色になるんだろうな。
エアポケットのような南関東から眺めていると何だか申し訳ないような気もしてくる。
深刻な混乱や被害が生じませんように。
見出し写真と同じもので、すべてわが家の庭で調達した草花