3日連続でバラのせん定をしたが、おまけに前夜はガーデン関係者と急な忘年会をしたおかげで睡眠時間は4時間。
幸い二日酔いはなかったものの睡眠不足で出かけて行ったものだから、脚立から落っこちないことだけを考えて作業したから余計に疲れたのかもしれない。
さすがに70代に近づいてくると、現役時代のようなわけにはいかないものである。
一番の違いは気力といってよい。
朝出かけるときも、実際に作業に取り掛かるときも、どこか逃げ腰、へっぴり腰で、「仕方ない。さぁやるか!」などという意気込みが全く沸き起こってこないのである。
ペイを受け取ってやっているわけではなく、完全なるボランティアなのだから現金といえば現金かもしれない。
もう一つ欠けているところを探せば、それは責任感ということかもしれない。
これは気力と裏腹の関係になるのだろうが、責任感が頭をもたげていれば自ずと気力というものも奮い立つのだろうが、現役時代のようにふつふつとたぎるようなことが全くない。
これが年を取るということなのか!と暗然たる思いである。
どうやら正真正銘のじじいになってきたようである。
じじいといえば、作業効率も随分と低下した。
1本のアーチには左右両側から1本ずつバラが絡んでいて、株が比較的若く茂り方もおとなしかった2、3年前ころは、1日あれば何とか終えることができたのである。
それが株が古くなり、茂り方も年を取ってひねくれてきたのか、十重二十重に絡み合うようになってきた去年あたりからは1日では終わらず、1日半くらいかかるようになってきているのだ。
それが今回、2日半もかかってしまったのだ。
最初に取り組むときに、ジャングルのように絡み合った株をわざわざ選び、意気軒高に取り掛かったのだが、予想以上に苦戦させられた。
こんなはずじゃぁなかったのに…。正直言って自信も揺らぎかけていたのである。
3日間は好天に恵まれ、何よりありがたかったのは冷たい風も吹かず、気温は高めで、昨日などは汗ばむくらいでさえあったのだ。
そういう好条件も生かせなかったというわけである。
おまけに、皮の分厚い手袋をしていたのだが、右手の指先は親指と人差し指、中指の主力の3本に割れ目が入り、左手も親指と手のひらに同様の割れ目が入ってしまい、パソコンのキーボードを打つのもできるだけ指の腹でやらなくてはならないほどである。
水で手を洗う段も、ましてや風呂に入ってお湯に触れたりすればジンジン沁みて、痛くてたまらないのだ。
ズボンのチャックの上げ下ろしの時だって、チャックをつまむ指先は痛くってたまらないのである。
泣きっ面にハチである。
今日はもともと用事があって休むつもりでいたが、これで年内は打ち止めにするつもりである。肉体的には如何せん老兵なのだ。
絵に描いたような三日坊主だが、わが家の庭のつるバラのせん定もまだ残っているし、家の大掃除の手伝いもある。やはり暮れである。何やかやと忙しいのである。
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ところで、ブログを休んだのはパソコン画面を立ち上げたとたん、icloudのお知らせ画面が出てきて、しかもどうやっても消えず、ニッチもサッチもいかなくなってしまったのだ。
困ったことにicloudは使えないままである。したがって写真の同期ができないので画像のアップができない。よって本日は写真ナシです。踏んだり蹴ったりなのだ。
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