今日は二百十日だそうだ。
立春から数えて二百十日目。あと3週間もすれば昼の長さと夜の長さが同じになる秋分の日を迎える。
このお彼岸を境に昼間の方が長かった昼夜の差は次第に夜の闇が勝っていくことになる。
夏大好き…つまり、昼間の方が圧倒的に優勢で、朝は早く明け、夕闇がなかなかやってこない季節をこよなく好むボクとしては、このことが何より悲しく寂しい。
秋風が立ち始めて北の冷たい空気がちょっとでも入り込めば決まってクシャミを連発するし、ひどい時は鼻水が垂れっ放しになるはティッシュでこすれてトナカイじゃあるまいし鼻の先が赤くなってしまうは、永遠の二枚目 ? も無様この上ない。
こうなると短パンと半袖で過ごせるのも時間の問題になって来るし、いくつも服を重ねて着るなんて面倒で仕方がない。
こうなってくるとボクがまず願うのは早く冬至が来ないかと願うことで、お日様の光りが再び夏へ向けて旅立つ一陽来復を待ち望むことである。
冬至さえ来てしまえば、後は一日一日延びていく日足を、一方ではさらに増していく寒さに凍えながらじっと待ちさえすればすぐに立春がやって来て豆まきをし、ウグイスの初音でも待とうかという前向きの姿勢になれるのである。
立春…何と明るく気持ちの浮き立つ言葉であることか。
なんたって二百十日の起点でもあるし、ボクの1年はここから始まると言っても過言ではない。
もう少し積極的に考えれば、冬至がそれに当たるという考え方もできる。
じゃ終わりはいつかって ?
まぁ悲観的に言えば立秋だろうし、秋分の日だろうな。
ただ立秋はまだ十分日が長いし、夏の暑さはいよいよ本番って感じのところもあるから、これはやはり除外するのが妥当だろうと思うが、気分的には引っかかるものがありますな、ってところ。
二百十日は台風がやって来るという言い伝えがあり、やっと実りの季節を迎える作物への注意を求められる時期だが、沖縄はその言葉通りになってしまった。
島の近くの海水温が高いためにさらに発達していて、これがかなり強烈な台風に育ってきている。
瞬間最大風速は70mにも達する恐れがあるというから米軍機などはみんな裏返しにされるんじゃないか。
喜ぶ奴もいるだろうな。
今朝は晴れてはいるが雲が多い。
しかし、西の方の空は雲ばかりで青空が見えない。
そんなわけで、今朝は早朝のパトロールとエクササイズは止めておいた。
まだ残暑は続きそうだし、もっと好天の朝を選びたいというのがホンネだから。
今日あたり、猛暑で躊躇していたパンジーなどの花のタネ蒔きをしようかと思っている。例年だと終戦記念日辺りに蒔くのだが、さすがに今年は二の足を踏んだのだった。
さすがにそろそろいいかもしれない。
見出し写真は今朝4:56の東の空 こちらは5:16
さすがに夏真っ盛りの空とは随分違う…これが現実