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平方録

葛湯を飲んで温まる

「関東地方も月曜の朝は10℃前後まで気温が下がり、かなり寒く感じられるでしょう」

こういう気象予報が2、3日前から鳴り物入りで流されていて、こちらもついつい身構えさせられた。

で、昨日市長選の投票帰りに寄ったスーパーで「ショウガと黒糖の葛湯」という粉末を見つけて買っておいた。

早速、湯を沸かして葛湯を作ってみたが、あまりトロトロにならずボクのイメージとはちょっと違っていて残念な気がしたが、さすがにショウガのエキスを熱い湯で飲むと体の中から温まることは暖まる。

子どもの頃、真冬に冷え切った身体で外から戻ると母親が葛湯を作ってくれ、そこに寿屋の赤玉ポートワインを数滴たらしたものを飲ませてくれた。

もちろん身体の中から温まっていくのが何よりだったが、ポートワイン入りということが子ども心にオシャレな感じがしたし、大人の飲み物を口にしているという‶禁断の園〟に分け入ってしまったようなドキドキ感がたまらなかった。

あの感触はいつまでも体が覚えていて懐かしい。

 
ところで、お前のところはどのくらい冷えたんだと言われればこれがチトお恥ずかしいのだが、外気こそ近くの辻堂のアメダスによると午前5時で11.6℃まだ下がったそうだが、わが室温は18.4℃あった。
まぁ、去年を思い起こすと14℃まで下がった時点で我慢が出来ずにガスストーブのお世話になったが、今年はまだストーブも出していない。
ただし下半身にはストールのようなウールの布切れを巻き付け、上半身はセーターを着こみ、さらにウインドブレーカーを重ね着して体温が奪われないようにしているから「おこもさん」状態ではある。
この際、恰好なんか気にしている場合ではない。
葛湯のポカポカが消えてしまったら、今度は気付け薬を燃料代わりにしようと思っている。
瓶の蓋が開くのも時間の問題でしょう。
 
それにしても、この気温の低い傾向はしばらく続くようだから、関東地方に限っては10月半ばに気候のターニングポイントがあって、夏から一気に冬がやってきたというミョウチキリンなことが起きているということになる。
物事には順序と言うものがあるはずだが、そうした常識が通じなくなってきたってことだろうか…
 
 
今朝は昨日に引き続き横浜イングリッシュガーデンの写真集




















 



ヒューケラの一種だったと思うが…










赤いバラに混じって純白の花を咲かせている植物はあまり見かけない種類だが…


名前は「アノダ・シルバーカップ」 北アメリカから南アメリカにかけての地域が原産で、日本には昭和の初期に伝わったらしい
 

多年草で白花のほかピンク色の種類があるそうな 花は一日花らしい 5月から11月まで咲くという


ここの庭には初登場で、「ホワイトガーデン」で白いバラと一緒に咲いている姿もなかなかいい
 

締めはわが家にもある香り高い、その名も「セント・オブ・ヨコハマ」
横浜イングリッシュガーデンの写真はこれで終わります
 
 
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