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平方録

海辺の花園

昨夜も寝返りを自由に打ち、ベッドから抜け出すのにも何ら支障はなく、痛みもほとんど感じない♪

腰痛とおさらばできたようだ、もう間違いない。

てなわけで、本日の「出し物」は腰痛退治の荒療治で40kmほど自転車を漕いできたときに目に入った浜辺の植物一覧。

元気な時なら見落としていたかもしれない花も少なからずあって、身体の一部に不安を抱えている時の目線というものは、普段気付かないものの上にも止まるようである♪

 
そろそろだろう…と期待して行ったのが「テリハノイバラ」の群落
咲いている1輪を見つけた♪

茅ケ崎の柳島海岸には群生地が広がっている

本州から九州、および朝鮮半島、中国に分布する植物で、19世紀末にフランスとアメリカに持ち込まれ、鑑賞用つるバラの基礎を作ったというから、わが家とも浅からぬ縁があるというもの
これから先はこの道沿いが白い花で埋め尽くされる♪


テリハノイバラのテリトリーではないところでは「ハマヒルガオ」「ハマエンドウ」がまだ咲いている


盛りは過ぎたとはいえ、花園状態は健在でウレシイ
 
そんな花園の中に黄色い花が混じっている


浜辺でよく見かける「コマツヨイグサ」らしい


こっちではチガヤと共演
 

こんな花の塊も…


地際すれすれに1cmにも満たないような、名も知らぬ花がびっしり咲いている
 
星の形をした白っぽい花とハマヒルガオ


ハマダイコンがまだ咲いているところに白と黄色の花が群れ咲いているので近寄ってみる


どうやら「スイカズラ」らしい


「冬忍」と書いてスイカズラ 住宅地の垣根などでも見かける


調べてみると半つる性の植物で、鼻を近づけてみると甘く優しい香りがした
蜜を吸うつる植物だから「吸葛」なんだそうな
咲き始めは白、翌日には黄色に変色するため金銀花とも呼ぶ、とある
特段浜辺を好む植物という訳でもないのだろうが、性質が強いのだと思う


「チガヤ」が群れ咲いている所に差し掛かる


チガヤは何といっても海風にサワサワと吹かれる姿がいい
 
白銀の波♪  海の波動を陸ではチガヤがお引き受け
 

チガヤの群落からすぐ近くのベンチの下で咲いている「イワダレソウ」

小さな花だが、よく見ると随分とオシャレな衣装をまとっている
海岸を好む植物だそうで日本では本州南岸から南西諸島に分布している


ハマヒルガオの群落も盛りを過ぎ、花の数がめっきり少なくなった


近くの住民と思わえる女性2人…、ボクはたまにしか通りかからないのに、来るたびに仲良く並んで腰を下ろしているのを見かける
よほどのお気に入りとみえる
時間がたっぷりあるようなので若い人に非ずして‶昔のお嬢さん〟だと思う
 
 
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