彼岸の入りは明日だが、今朝は気温がぐっと下がった。
と言ったって、南関東の海辺の町のことだから北国の人から見れば「?」と首を傾げたくなるようなものだろうが、元来寒さに対する耐性を備えているとは言い難い身には身にしみる。
やれ酷暑だ異常気象だ、温暖化もいよいよつまるところまで来たか…などとつい先日までの大騒ぎがウソのように静かになった。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言い古された言い伝えだが、異常気象も温暖化もなかったように、その通りになるところが不思議だ。
アメリカの45代が言うように温暖化なんてのは学者とマスコミのフェイクなのかもしれない。
長かった昨季からの冬の寒さだって春の彼岸とともにピタリと収まったのを昨日のことのように覚えている。
そうなってくるとやっぱり…
振り返ってみるほどの間隔が空いているわけでもないつい昨日のことのようなことだが、今年の梅雨明けは遅れに遅れて8月の直前になってしまったし、盛夏らしい好天が続いたのはそれこそ「梅雨明け10日」程度のものだった印象が強い。
そしてこの涼しさ、いや寒さだ。
結果、夏大好き人間にとってはその短い夏ゆえに記憶に残る夏になってしまったのが残念でならない。
長く生きていればこういう年も巡ってくるものさ、と自身を慰め納得させるしかないのだが、元来が論理的な考えの持ち主ではないだけに、それだって一苦労なのだ。
とはいえ、悪いこと、望まないことばかりが続くわけでもないようで、今朝、Tシャツと短パンの真夏の格好で起き抜けにベランダに出たついでにパンジーの苗床を見たら一つだけだが芽が出でいた!
キンキジャクヤクと言っては大げさすぎるかもしれないが、やっぱり蒔いたタネが芽を出すというのは嬉しいものだ♪
13日に蒔いたから7日目の芽生えである。
よく見ると双葉を広げたもの以外に2つ3つ薄い緑色の茎のようなものが用土を押しのけつつあるのが確認できる。後に続く頼もしいものどもと言っていいだろう。
ちなみに1時間後の5時過ぎにはどうに体が冷えてきて短パンはGパンにはきかえ、T シャツの上には薄手のフリースを羽織らなければならなかった。
かくして、気候の移り変わりを含めて宇宙の運行が概ね順調なのだと知れるところは良しとしなければならない。
とは言え、様々に危惧されつつも、さして変わらないということが束の間の小康状態なのかどうか、それとも回復不能な重篤な状態に陥る直前の一瞬のエアポケットのようなものものなのかどうか、ボクには分からない。
分からないが45代の言っていることを信じるほどのノーテンキでもないつもりだ。
大宇宙の摂理はちっぽけな地球の個別事情とは無関係に正常に動いているのだ。
だからと言って地球環境が「摂理」からこぼれ落ちようとしても止めてくれるわけではない。
この点は決して忘れてはならないキモの部分なのだ。
実にクワバラクワバラなのである。
04:47の東の空
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