あれから早くも1年が過ぎたことになる。
さる業界の江戸家老を務めた縁で、地元に戻っても夫婦ぐるみでの交流を続けてきて、もう何年になるだろうか。
今年は岩手の友人の世話になり、盛岡郊外雫石の温泉宿に九州や四国などから馳せ参じた仲間も含めて6組12人が参集した。
一つの釜の飯を食った仲というわけではなく、皆それぞれに釜があって、それで飯を炊いていたわけだが、みんなほとんど同じ仕様の釜を使っていたので、側から見れば「同志」であり、来る日も来る日も毎日作り出す製品に誇りを持ってきただけに、絆は浅からぬところがある。
そんなわけだから日頃の無沙汰は会った瞬間に吹き飛んでしまう。
結局近況報告も含め、6時に始まった宴会は日付が変わる寸前まで続き、さすがに昔と違って夜っぴてということにはならなかったが、渋々お開きにはなった。
皆の頭の片隅には、それほど若くはないのだ、という感慨がよぎっての解散なのだ。
ボクは旅先でも4時起きなのだ。どんなに飲んでいようとも…
東京駅ではやぶさ19号の発車を待つ。到着した列車から女子高生たちが降りてきた。
胸を張って颯爽と歩く姿は眩しいくらいだ
東京駅で買った「おつまみ弁当」は、ボクの地元駅のものだった。
それにしても初めて見かける弁当だったが絵に描いたような羊頭狗肉にはがっかりした
大宮駅を発車すると仙台までノンストップ。盛岡までは2時間10分!
盛岡で秋田新幹線の列車が切り離される
列車を降りるとマイクロバスで拉致され、伝統工芸づくりの一端を体験できる場所に連れて行かれる
南部曲り家を間近に見るのは初めてだった
この茅葺き屋根の微妙な曲線の美しさにはびっくりする
官能的と言っても良いくらいだ。もはや芸術作品
天候は雲が多く、宿の目の前に鎮座する岩手山は姿を隠したままなのが残念
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heihoroku
鈴木
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高麗の犬
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