北関東の内陸に暮らす姫のところに生ワカメと一緒に釜揚げシラスを送ってあげたら、早速電話があって「食べたよぉ~、美味しかったぁ~! 」と電話がかかってきた。
今でこそ潮の香りから離れて生活しているとはいえ、さすがは海辺の町の生まれである。
で、4年生に進級して新しい担任が大ベテランの男の先生になったそうで「優しいんだよぉ、すごく好きぃ! 」とうれしそうなのが何よりだ。
3年生の時の担任が夏休み後に産休に入ってしまい、代わりに担任になった先生というのが教室に携帯電話を持ち込んで授業中にもいじっているような先生だったらしく、不満を口にしていただけにまずは一安心というところなのだ。
さて話はシラスである。
「湘南シラスを100倍楽しむレシピ! 」なるものがシラス漁師さんたちによってまとめられたそうである。
神奈川県水産技術センターのホームページはボクのチェックポイントの一つで時々覗いているのだが、そこの「浜の話題」という欄に紹介されていたのだ。
ここは情報の宝庫で、去年の今頃だったか「売り物にならない三浦キャベツの葉っぱでウニを育てたところ、中身は格段に増え、しかも甘くておいしい味のウニが育つ」というとんでもない発見が紹介されていて、このブログで紹介したところなのだ。
新聞やテレビのアホどもはボクがブログに書いてから2、3か月も後になってようやくそのことに気づいて取り上げていた。
まったく節穴マナコ野郎たちである。そんなことだから巨悪を取り逃がすのだ。しっかりしてもらいたい!
「浜の話題」にはそれくらい「えっ!? 」と叫びたくなるような情報が時に紛れ込んでいるのである。
早速ネットで調べてみると見るとありました! それも32通りの楽しみ方が…
32倍としないところがミソで、一つが単純に倍ということじゃなくて3倍4倍、あるいはそれ以上というものがあるから、それらを足し合わせて100になるってことのようである。
誇大広告とは違って景気づけですナ。ヨシとしましょうそれくらいは。
幾つか興味をひかれた食べ方があるが、そのうちの一つ「生シラスユッケ」は星印が3個付いたおすすめとして紹介されていて、生シラスにごま油をかけ、真ん中に卵の黄身を落としキュウリなど好み野菜を添えて刻みネギやゴマを乗せておろしニンニクと醤油少々を加えて味付けするんだそうな。
丼によそった白いご飯の上に大葉などの香味野菜を細く切ったものを敷き、その上に生シラスをたっぷり乗せ、真ん中に卵の黄身を落として醤油か煎り酒を垂らしてワシワシと食べるなんてことも時々やっているのだが、ユッケもよさそうである。
このほか余計なものは加えない「シラスだけのカリカリのかき揚」とか「シラスチャンプルー」「生シラスの卵とじ丼」「冷やし茶漬け」なんてのが紹介されていて食指を動かされる。
夏には冷やし茶漬けなんてよさそうだ.
かくして湘南や鎌倉の飲食店ではシラス人気はうなぎ上りなんである。
シラスのゆりかご相模湾。昨日は珍しく富士山が姿を現していた
オリンピックのヨット競技会場になる江ノ島の湘南港の岸壁では50人ほどが釣り糸を垂れ
サビキで小さなイワシを狙っていた人には釣果があり、特にこの右側のおっさんは入れ食い状態で次から次に釣り上げていた。素揚げか唐揚げにすれば絶品だね
灯台のある堤防側は昨秋の台風被害で壊れたまま立ち入り禁止が続いている。五輪に備えた観客スタンド工事なども控えているようだから、オリンピックが終わるまではどうにもならない
ピッチピチの生シラス! ボクは酢にちょこっとつけるだけで食べるのを好む。甘みが増すのだ
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