結局、昨日は細かな雨が降り続け、止むことがなかった。
お陰でネモフィラが盛りを迎えていた花壇は雨滴に押しつぶされて見る影もなく、ひどい惨状を見せている。
夜が明けて雨は止んだようだが、雲は全天を覆ったままで、雨上がりの夜明けの美しさはどこにもない。
今日は25℃になる予報が出ている。
午前4:00の外気温は14.8℃だから、一気に10℃以上も上昇するのだそうだ。
とても尋常とは思えないが、よその地域はいざ知らず、今年の当地はまだ25℃以上の夏日と言うものが出現していない。
大型連休前、しかもまだ4月だが、やれるものならやって見ろっ!という気分である。
それにしても例年と比べ、今年の春は曇りや雨の日が多いような気がする。
そして晴れれば春を通り越したような気温の上昇傾向…
ボクの物心ついて以来の心や体、脳のヒダというヒダには"日本には豊かな四季があり、自然界はその四季の特徴に従ってゆったりと移り変わっていく"と刷り込まれている。
そして実際、それこそが温帯モンスーン地帯の特色、と中学校で習った通りの豊かな四季の中で育ち、年輪を重ねてきた。
半世紀はおろか、更に四半世紀を加えた年月を過ごしてくると、そうした経験則はいぶし銀のように光り輝くと思っていたのに、それは単なる昔話で、何の役にも立たなくなるなんてことは夢にも思わなかった。
これでは、まるで竜宮城帰りの浦島太郎じゃないか。
"終わりの始まり"などという言葉をよく耳にするが、「始まり」どころではなく、"終わりの始まり街道"の3分の1くらいのところまで来てしまっているのではないか。
水を張ったタライの中にいるカエルが、タライの下で火を点けられ、徐々に温度が上がっていくことに最初は気付かず、熱っ!と気付いた時は沸騰が始まっていて茹でガエルになってしまう…という寓話がある。
その、まさに"茹でガエル"なのではあるまいか。
恐ろしいことが進行中なのだ。
プランターのパンジーがいい感じになっている♪
ビオラが1種類もぐりこんでいるが、他はすべて同一品種のタネから発芽した株が様々な色の花を咲かせている
このビオラが仲間に加わっている
今朝の「空蝉」
花数が増え、たくさんのツボミがほころびて来ている
イイ感じになって来た♪