新しい自転車が届いたのが今月の9日。
雨が止んでいる間に引き取りに行って4kmの道のりを帰ってきたのだが、その後は雨続きで、やっと試運転らしい試運転が出来たのは3日後の12日。
20km余りを走って家に戻ると、それまでは何でもなかった後ろのタイヤの空気が少し減り始めたなと思ったら、見る見るうちに空気は見事に抜けてぺしゃんこになってしまった。
何だい、走り始めでもうパンクかぁ…前の自転車は十数年の間で1度だけパンクしたが、その1回きりだったぞ。
古タイヤを履いているならともかく、新品じゃないか ! と悪たれの一つもつきたい気分で、とにかく、徐々に空気が抜けた感じがしたので、とりあえずもう一度空気を入れ直して様子を見ることにした。
すると一晩経ってもパンパンのままで、おかしいなぁと思いつつ胸をなでおろしたのだった。
そして雨が降り続いた後の4日後には、何事もなく20数kmを走って稲村ケ崎に咲く黄色いカンナに「へぇ~」「ほぉ~」と喜んだのだ。それが16日。
そして昨日の日曜日。
朝のオンライン坐禅会に参加してした後、新聞を読んでいたら、曇りと雨模様の予報を覆して西の方角からぐんぐん青空が広がってきた。
それは正にあれよあれよというスピードで広がり、ものの30分もしないうちに全天にきれいな青空が広がり、ギラギラの太陽が顔を出したのだった。
シトシト、ビタビタ休みなく降り続ける雨に辟易した2日間を過ごした後だけに、青い空が広がれば外に出て身体を動かしてくるのがボクの流儀、生活スタイル。
さぁ自転車を漕いで毛細血管の隅々まで血流を良くしてくるぞっ、と日焼け止めを塗り、イザッ ! と自転車を引っ張り出そうとしたら、あれ以来何ともなかった後のタイヤは空気が抜けてぺしゃんこ…
比較的近くに自転車屋があるのでそこに持ち込んで修理してもらうことも考えたが、空気の抜け方からして尋常じゃないなと感じたので、買った店に持ち込むことにした。
あらかじめ電話を入れたところ、「えっ ! まだ10日しか経っていないのに、ご迷惑をおかけします」とやけに低姿勢で、修理は予約制だが、直ぐ直しますという。
で1時間ほど待たされた後に引き取りに行くと「中のチューブがよじれて入っていて、しかもリムとチューブの間に敷いている部材までもがよじれていて、それらが原因になってねじれ箇所に負担が集中して小さな穴が開いてしまい、空気が徐々に漏れたようです。組み立て段階でのミスで、誠に申し訳ありませんでした」と平謝りだった。
日本のメーカーとは言え、組み立ては中国だからこういうことは珍しくないのかもしれない。
対応ぶりがどこか「織り込み済み」って感じで、何台かに1台はこういう類のトラブルがあるので慣れているようにもみえた。
それにしても、タイヤに空気チューブを取り付けるなんて作業は難しい作業じゃないだろうに…
という訳で「さぁ ! 」と意気込んだボクは出ばなをくじかれ、時間を取られ、中途半端な1日になってしまいましたとさ。
青空の広がり方といい、パンクの原因といい、思いがけないことが重なった1日でありました。
やれやれ…
田んぼ脇の用水路の土手に咲いていたヤブカンゾウ(見出し写真も)
この茎、なんの残骸でしょう ?
答はタチアオイ 高く伸びた茎の先まで花が咲くと梅雨が明けると言われるあのタチアオイ
それが既にてっぺんまで咲いてしまって、畑の所有者が刈り取ってしまった後の姿だが、いまだに梅雨が明けていないという「天邪鬼の証明」。いや「雨邪鬼」か…
この1本は遅咲きで、刈り取りをまぬかれたんだろうけど、既に花は終わってしまっている