挿し木してベランダの鉢で育てているバラの内、今年3年目のブラッシングアイスバーグがすこぶる元気だ。
三番花までは数えたが、今年もう何度目になるのか、またまた花を咲かせて存在感を際立たせている。
ソコソコに手入れし、一番花が終わった後にはお礼肥もくべておいたのだが、それにしたってどこにそんなパワーが隠されているのか、驚くほかない。
確かに、初夏の一番花に比べれば夏の花は大きさそのものが一回り小さくなり、瑞々しさも少し見劣りするかなと思うが、雰囲気は「私はバラなのよ♪」と胸を張っているようで、気品にそん色はなく、さすがと言うほかない。
しかも、ほんの数輪が咲いたということではなく、最盛期には及ばないものの、株全体で咲いていて「こんなに体力を使ってしまって大丈夫だろうか…」と心配になるくらい。
10月ころからの秋バラに影響しなければよいが、と心配になってくる。
そんなわけで、昨日は朝の内にたっぷりこの健気な花たちを愛で尽くし、その後全ての花を摘み取って養生させることにした。
今の時期に咲いてくれるのも嬉しいが、やはり初夏よりも大きな花を咲かせ、しかも香りも、より濃厚さを増す秋のバラに期待したい気持ちが勝る。
そのためには何といっても休養が必要なのだ♪
と言う訳で、わが家のバラたちには一斉に夏休み入りの指示を出したのだった。
空蝉やノリコ、セントオブヨコハマなどツボミを付けていたものはみんな摘み取った。
夏が去った後の秋は大っ嫌いだが、休暇明けのバラの花と甘く充実した各地の果物をはじめとする作物は別で、大いに楽しみにしている♪
朝日を浴びるブラッシングアイスバーグ
香りも初夏や秋バラの方が濃厚だと思う
朝日に輝く姿が最も美しい♪