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平方録

て~へんだっ 空が燃えだしちまってる

日の出の時刻がだいぶ遅くなってきた。

7月中旬の梅雨明けのころは、4時に起きてもまごまごしているとベランダに出るころは、それまで漂っていた夜のとばりがすっかり消えてしまっていて、なんか寝坊してしまったような、バツの悪ささえ感じるほどだった。

それが今や5時近くにならないとそういう感じにはならない。

だから夏が盛りだったころ、夜のとばりが去りかけるのとほぼ同時に、近くの森からヒグラシの大合唱が寄せては返す波の音のように高くなったり低くなったりしながら聞こえてきたものだが、最近は聞こえることよりも、気が付かないことの方が増えた気がする。

現に今朝などは、もう明るくなっているのに森からは鳥の鳴き声ひとつ聞こえてこない。

これでは"沈黙の森"じゃないかと、寂しい思いの方が寄せては返す波のようにわが胸に次から次に押し寄せる。

ひょっとするとヒグラシはもう店じまいしたのかもしれない。

かの「もののあわれ」を体現するかのような、哀愁や郷愁をも含んだ、どこか物悲しくさえ聞こえる澄み切った独特の♪カナカナカナか…という鳴き声とはお別れかと思うと、それこそもののあわれを感じざるを得ない。

こうやって大好きな夏が去っていく…

 

4:50  今日の当地の天気予報は午前中は曇り、午後から夜にかけては雨である


4:51 曇り予報だから晴れ間がのぞいているだけでも"めっけもの"と思っていたら…


5:04 急に東の空全体が燃え始めた!

5:06
5:05 オレンジ色…朱色…


5:05 しばし見惚れるほどの美しさ♪


5:05 こういう朝焼けはそうざらに現れるものではない 台風の余波なのか…
何はともあれ、やっぱり早起きは三文の徳♪
 


28日4:58 昨日の朝はこんなだった


26日4:57 その前の前は…
 
23日5:05 365の朝がある
 
19日4:44 もちろん雲一つない朝も…こういう日に限って日中は猛暑になる


近所ではクリの実がだいぶ成長している
 

道端にありだれも拾わないので、落ちたばかりの新鮮なものなら、たまに持ち帰ることがある♪
 
 
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