その明るさに誘われるように、着替えの途中のほとんど裸の格好で外に出てみる。
それほどの寒さは感じないが、ベランダの手すりが濡れているのは夜露だろうか。
身体が白く浮かび上がり、暗がりから出てきたばかりの目にはまるで昼間の光の中に放り込まれたような、戸惑うばかりの明るさである。
頭をもたげてみれば、ほぼ2時の方角にまだほとんど真ん丸の97%の月が浮かんでいる。
すぐ左上にひときわ明るい星を従えていて、スマホの星座アプリ「Star Walk 2」を開いて見てみるとどうやらくじら座のメンカルという星らしいのだが、それほど明るい星でもないようなので実際のところはよく分からない。
しかし、ほぼ満月の状態の月の明るさに負けずに光り輝くさまはタダモノとは思えない。
昨日の夕方から天気は回復し始め、3日間も降り続いた雨も今日は一休みらしい。
その後は列島縦断を目論んでいるような大型の台風が向かってきそうで、またぞろ雨に降りこめられそうである。
今度は台風だから雨も半端ではないはず……、そう書いたら急にW杯サッカーで「〇〇、半端ないって」という言葉が流行ったのを思い出した。
台風24号に一言言っておきたい。君は何もオオサコ君ではないのだから張り合う必要はないのだ。半端でいいのだ! 半端がいいのだ! 無理に張り合わないでもらいたい。
分かったね、大人しく通り過ぎてくれよな。
久しぶりに晴れたので、今朝に限っては夜明けが早い。
日の出の時間はどんどん遅くなっているのだが、どんよりした雲がない分、東の空が白んでくる時間が意外に早く感じられたのだ。
試しに先ほどの星座アプリで調べてみると、今朝の日の出時間は05:35でこれは夏至の04:28に比べて1時間07分も遅くなっている。
秋分の日を過ぎて昼の時間も今日28日は11時間54分でついに昼夜の長さは逆転してしまった。
これも夏至の14時間29分と比べると2時間35分も短くなっていて、これからさらに短くなるというのが切ない。
悪だくみをするような輩には夜は長い方が好都合なのだろうが、ボクには明るい陽の光の方がよっぽどありがたい。
心置きなく庭いじりをし、子供のころのように野遊びを続けていたいから。
4:55。最近では珍しく早く東の空が明るみ始める
同じ時間の4:55の西の空はまだ夜。97%の真ん丸の月が左上に明るい星を従えて輝く
昨日はようやく夕方から日が射してきた=横浜みなとみらい21地区
保存されている帆船日本丸と大観覧車。動く歩道に乗っていて1、2分前に気づき、その瞬間を待って写した
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heihoroku
ひろ
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