今朝、起き抜けにベランダに出てみると雲が多くて星は数えるほどしか見えないが、西寄りの弱い風が感じられてやっぱり寒い。
ブログを書き終え、朝ごはんを食べたら円覚寺に行き、今年の初坐禅に臨む。
暖房のない大方丈は床板が氷のように冷たく、裸足の足裏は痛いくらいだ。
さすがに寒中だけは障子を開け放つようなことはしないだろうが、坐禅を組んでじっと坐っていると伸ばした背筋に胴震いがきたり、奥歯が勝手にカチカチ鳴り出すようなことも時に起こる。
加えてジジイになってトイレが近くなったようで、昨年末の最後の坐禅会では老師の話の途中でトイレに立たざるを得なかったのが心に引っかかっている。
こんなことは初めてで、我ながら「ちょっとなぁ~」という思いである。
そういうわけだから、今日は少し腰が引けた状態で臨むことになるが、致し方ない。
せめてもの抵抗に、衣服に貼る使い捨てカイロを買ってきたので、こいつをべたべた貼って臨むつもりだ。
元より修行と呼ぶにはおこがましすぎるが、自分自身の気持ちを引き締めるつもりで通っていることだから、これくらいの自衛策は許されるだろうと勝手に思い込むのだが、とはいえ、やっぱり内心忸怩たる思いは付きまとう。
普段、素足にズボンを履くだけで股引やタイツの類は身に着けていないのだが、この時ばかりは必需品となり、それでも寒さはしんしんと迫ってくるのだ。
横田南嶺管長の話が終わるまで、せめて1時間は我慢したいなぁと念ずるのである。
ところで、寒の入りを前にした昨日はずいぶん暖かかった。
朝ごはんを食べ終え、ベランダに出てみると柔らかな明るい光が辺りに充満し、風がないものだから春のようにポカポカと暖かい。
去年の暮れから始めるつもりだったバラのせん定作業に取り掛かるのにうってつけの穏やかさである。
早速ベランダの鉢植えから着手したのだが、ベランダは北風を避けられるし、少しくらい気温が低い日だってお日様さえ出てくれていれば、それなりに温かく過ごせる。
で、思い直して庭に下りてつるバラのせん定に取り掛かった。
暖かさというのは本当に作業をはかどらせてくれる。
玄関へのアプローチに設置してあるアーチの片側に絡ませている「バレリーナ」をせん定し、アーチに結びつけ、根元には寒肥をたっぷり施した。
次いでアーチのもう一方に絡ませている「伽羅奢」と別の壁面に這わせている「サハラ98」の2種はせん定だけしてこの日の作業を終えた。
すべてせん定だけを優先し、どう咲かせるか、シュートの配置を考えて結び付けていく作業は次のステップでまとめて取り掛かるつもりだ。
せん定し残したのはつるバラ4本、鉢植え4本。
つるバラはしばらく楽しめそうである ♪
鎌倉野菜を作っている畑で盛大に焚火していた 焚火の火は好きだし立ち上る煙も好きなのだが…
こちらは畑に隣接する農家の焼却炉から盛大に立ち上る煙
畑から立ち上る青色を含んだような煙の色と違って、何を燃やしているんだか、黄色っぽい灰色の煙を吐き出していた
焚火さえ禁じられる世の中で、このような焼却がまかり通る不思議!
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